今日のテーマ
仕事ができる人は必ず意識している1つのこと
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は仕事ができる人とできない人の差について考えていきたいなと思っております。
目的思考を持っているかどうか
結論から言うと目的思考を持っているかということなのですが、新人というのはなかなか大きな仕事だったりプロジェクトとかに入ることは難しいんです。
なんでかというと仕事の進め方がわかっていないとか、組織の考え方、前提がわかっていないとか、実際に経験がないのでまだ任せきれないみたいなことが起こるので、結果、簡単な作業をお願いされるケースが多いです。
私が新卒で入った会社でも、最初新人でできることが何かと言ったら掃除だったりとか電話取りであったりとか、コピーを取ってくるであったりとか、議事録を書くであったり、そういった誰でもできる作業をまずはやらされるというか任されることが多かったですよね。ただその任された小さな作業であっても、そこでの差というのはすごく大きいんです。
仕事ができる人は何をするかというと、例えば議事録を見たときに、作ってください、作れと言われた時にどう考えるか、だれが見るのかであったりどのタイミングで活用されるのかということを考えて議事録のそもそもの存在の目的を考えたうえで議事録を取るわけです。なので仕事が出来ない人は議事録を作るということが仕事になってしまって、要はそれは作業なんですけれども作業になってしまっているので、うまく書かれている項目を埋めることでいっぱいいっぱいになってしまうのですが、目的をちゃんと考える人は誰が読むのかというところから考えたときに、ちょっと年配の上司が見えるからちょっと図を入れておいたほうがわかりやすいかなあであったりとか、議事録としては出ていないけれど参考のURLを貼ってあげて、そうやってだれのためのものなのかということを考えながら議事録を取るんですよね。
ほかにも何か印刷しておいて、みたいなことを言われた時に、この資料は社内用だから白黒で両面2面印刷にしよう、この資料はお客さんのプレゼン、商談用だからカラーで一枚物にしようとか、そうやってただ印刷をしてと言われたとしても、なんでこの資料を印刷する必要があるのかということを考えて動くわけです。
仕事:目的から考えて作業を取り組む
なので仕事と作業の違いというのは作業は言われたことをただやる、仕事というのは目的から考えて作業を取り組むということですね。なのでちゃんとその仕事に関してでいけば、目的をちゃんと理解しているかどうかなんです。目的を考えて動くのはもちろんなんですが、目的がわからなかったらこれは何のための仕事ですか、作業なんですか、ということを相手に聞くんです。聞き方を間違えると怒られるのですが、このコピーはどういった形で使いますかとか、議事録ってこれは誰が見る可能性がありますかということを確認するんです。
なのでできるビジネスパーソン、特に若手でいけばこの依頼された作業が何のために行われるものなのか、ということを確認したり、自分で考えて仕事をこなしていく、そういったことが出来る人はやはり大きな仕事をその先任されますし、プロジェクトにも参加させてもらえる、ただ言われたことしかやらない人、もしくは言われたこともできない人は当然チャンスを自ら逃しているということです。なので仕事を進めるにあたって、何かを依頼されるにあたって、その作業をやるのであれば、何のためのものなのか、というアンテナをぜひ立てていただいて仕事に取り組んでいただきたいなあというのが今日お伝えしたいポイントでございました。
その意識、目的を持って取り組むか取り組まないかというだけ大きな差、将来的には大きな差になりますので、ぜひその意識を持って仕事に取り組んでいただければというのが今日お伝えしたい内容でございました。