【営業ちゃんねる】棒読みになってしまう話し方を直す7つの視点と解決策 

今日のテーマ

棒読みになってしまう話し方を直す7つの視点と解決策
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日は棒読み対処法ということをテーマにお伝えしようと思っているんですが、ご相談をいただきました。テレアポや商談での話し方について、というご相談で、周りの人から棒読みで、であったり感情がこもっていないという風に言われてしまうのですがどうすればいいですか、というご相談をいただきましたのでお答えさせてもらえれば、と思っています。

棒読みになってしまう理由というのがいくつかあるので、そちらをもとにしながら、ぜひ自分に当てはまっている項目があれば、そこをベースに改善をしていただければいいかなと思っております。

一文が長い

ではさっそく一つ目は、まず一文が長いということで、話が、一回で話す中身というのが、要は話し始めて一つの文章なので「。」がつくまでが長くなってしまうと、要は全部それを話さなきゃいけない、要は相手に伝えようではなくて、話し切らなければいけない、という形になるので、結構国語の教科書とか読むときに、じゃあ段落を読んでね、みたいな形で、要はあの国語の教科書を感情をこめて全部読めるかと言うと、文章が長くなるので読むことが目的になっちゃうんですよね。なのでテレアポのトークスクリプトとかでも全く一緒で、1文が長くなってしまうと、それを話すことが目的になってしまうので、棒読みになりがちな傾向にあります。なのでまずポイントとして、解決、改善方法としては、一つの文章をちゃんと「。」で区切って短くする、ということを意識いただきたいなというのが1つ目です。

スクリプトを守りすぎている

2つ目がスクリプトなんですけれども、スクリプトをあまりにも守ろうとしていませんか、ということですね。スクリプト自体が悪いわけではないです。ただスクリプト通りにやりすぎると、これも棒読みになる傾向が非常に高いので、私は結構スクリプトを作るときにも、ベースのトークは一回作ります。どういう風に話すのかも一回決めるのですが、必ず言わなきゃいけないこと、伝えなきゃいけないことと合わせて、スクリプトでこの項目はどういう感情で話そうとするのかまではスクリプトで落とすようにしています。結局は感情は相手に映るので、どういう感情を持って欲しいのか、というところから逆算をして自分の感情を決める、その感情に合わせて自分を演じるということを意識しているところがポイントの2つ目です。

つまらない

ポイントの3つ目がつまらない、そもそもそのテレアポとか商談とかが楽しめていないと棒読みになってしまう可能性が非常に高いので、何か自分で楽しめる、例えばゲーム感覚にしてみるとか、何かその目的を考えてみるとか、自分が楽しめる工夫をするというのがポイントの3つ目です。

緊張

ポイントの4つ目が緊張していると棒読みになりやすいというか、緊張していると感情が表に出にくいんですよね。なので緊張していないか、、もしくは緊張しているのであればその要因が何かみたいなところで、私は結構一番最初テレアポは緊張したんですよ。なんでかと言うと周りに社員の人がいて、何か聞かれているんじゃないか、自意識過剰なんですけど、たいして周りは聞いていないんですけど、結構聞かれているんじゃないかみたいな形で緊張することが多かったので、ちょっとできるかできないかは別として、ちょっと電話をかける環境を変えてみるとか、テレアポをちょっと一人で個室でかけてみるとか、最悪私の場合でいけば、外で公園で電話をするとか、なんかそういうこともやったりしたので、場所を変えてみるだけでも緊張緩和につながるんじゃないかなというところがポイントの4つ目でした。

Noリアクション

次が5つ目なんですが、Noリアクションということで、動きがないと感情は出にくいんですよ。テレアポだから顔も見れていないのにリアクションするのかよ、みたいな話もあるんですが、します、私は。

そうやった動きがあった方が結局行動、動作、感情は紐づいていたり伝わり方に影響するので、結構私はテレアポしているときに頭を下げているんです。お世話になっております、みたいなかたちで頭を下げたりとか、いやいやいやあ、みたいなことをやっています。それって意識しているわけではなくて、普通にそういったアクションをした方が伝わるというのが分かっているので、変に隠そうとしていないというところですね。ちょっと動きながらテレアポしてみる、営業をかけてみる、話をしてみるということも意識いただけるといいかな、と思っています。

声の高低がない

次は声の高低です。声の大きさとかとか低さとかよりは、結構声の高さというところがインパクトというか棒読み感をなくすときに影響が大きかったりするので、結構大事にしたいところとか、強く言いたいというところは声を高めに。ジャパネットたかだの社長さんとか、本当にうまいですよね。ちょっとユーチューブか何かで見ていただければと思うのですが、大事なところとか強調したいところはちょっと声が高くなるので、その点はまねしていただければいいんじゃないかなというところです。

スピード感

7つ目、最後はスピード感です。聞き手が求めるものというのは、意外と勢いだったりするわけですよ。なのでテンポが一定になっていたりスピード感がなかったりするケースが多いので、ポイントとしては変えられるポイントとしては2つあります。1つは全体的にちょっと早口で話してみると勢いがみられる、もしくは逆にちょっとゆっくり話して、大事でここだけはちょっと強く言いたいというポイントは速く話せるようにする。なので全体的なトークの中で、どこかを速くするみたいな形が難しいのであれば、あえて全体をゆっくり目に話して、強調したいところを速く話すとか、そういった形でトークを考えていただく、話し方を考えていただくと、結構話し方は改善しやすくなったりすると思うので、参考にしていただければと思います。

棒読みは悪ではなく、淡々とした話し方が信頼されることもある

ただ棒読みになってしまう理由を7つ挙げさせてもらったのですけど、一方で棒読みは悪かというところがあります。人によっては淡々とした話し方の方が信頼できます、安心できますという人はいるので、ここは使い分けができるようになるのがベストです。ただ逆に今の話し方でアポが取れているだとか、成果が出せるとか、コミュニケーションをとりやすいとかであれば、一方で今の話し方を捨てる必要もないというところですね。

もちろんアポ率が著しく低いとか、もうちょい上げたい、変わらないということがあれば、話し方のパターンとして増やしていくことも大事なんですが、今の話し方もぜひ大事にしていただきたいな、ということもお伝えして、今日のお話、解説というところでございました。棒読みは決して悪ではなくてそういう話し方を求めている人もいるので、うまく使っていただければということと、一方で棒読みが嫌いな人もいるので、それを求めていない人の時の対応策と言うか解決策として話をさせていただいたというところでございました。

うまく話し方の使い分けをしていただいて、相手に合わせた話し方を工夫していただきたいというのが今日お伝えしたい内容でございます。

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