今日のテーマ
営業独学成長術
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は営業独学成長術ということで漢字が多いたいそうなタイトルがついているのですが、ご相談をいただいております。
自分が日々繰り返している行っていることを、これを続けていけば成長できるのかどうかが不透明です。先輩たちは忙しすぎてほぼ独学、独断で活動せざるを得ないため、自分が正しい訓練を進めているのか判断が出来ません、
ということでご相談をいただいております。
自分で自分の目標をしっかり立てる
けっこうこういう方は多いんじゃないでしょうか。自分でやるしかないというような状況の時に、これでいいのかどうかがわからない、判断がつかない、これを続けていったときに本当に成長できているのかどうかがわからない、ということで、判断をどういうところでするかというのはすごく難しいのですが、基本的には成長というところが難しいんです。
定義がないのでその中でまず考えるべきことっていうのはまず目標をしっかり持ちましょうということです。先輩がどうこうみたいなところももちろんありますし、その成長速度を上げるために誰かにチェックしてもらう、確認をしてもらう、判断を仰ぐみたいなところも大事なのですが、これはフリーになったらもう自分でやるしかないので、その時の訓練だと思って、フリーになるかどうかは別として、フリーになるための自力をつけるための訓練と思って、まず何が大事かなんですけど、自分で自分の目標をしっかり立てることなんです。
それはもちろん数字的な部分もそうですし、スキル的な部分もそうですし、後はコミュニケーションの取り方やコミュニケーションの結果というところも含めて自分で自分の目標をまず立てるということ卯意識いただきたいと思います。これはもう細かい1か月単位はもちろんですし、1週間単位、1日単位、もしくは商談単位で、例えばこれができるようにしようとか、こんな説明をしたときに相手にこういう反応を引き出そうとか、自分がこれをできるようにするというものを必ずアクションを取るタイミング、取る期日、時間のタイミングをしっかり決めていくことで、そこの成長速度というところが上がっていくということです。
自分の市場価値が上がっているのかどうか確認する
もう1つの目線で見たときには、目標を達成していく、会社で課せられた目標を達成していったときに、自分の市場価値が上がっているのかどうかというところも是非確認してほしいなと思っています。というのも、その会社に一生いるのであれば、その会社の中での価値が高まっていけば当然いいのですが、自分が一生その会社にいたいと思っていたとしてもその会社が永続するかどうかはわからないこのご時世で、会社に依存してしまう働き方や成長の仕方というのはリスクが大きすぎるんです。という目線で考えたときに、自分が成長している=市場価値が上がっているという風に定義を変えたほうがいいと思うんです。
これは市場価値が高い状態とはどういうことかというと、例えば転職をしたときに年収が上がるとか、将来的に得られる給料が増えている状態、お金だけが基準ではないですがそういう目線で考えたときに転職しやすくなっている、もしくは転職をするときに自分が高く売れる状態にするために、何をしておくべきかというところからまた目標に戻っていくのですが、そういったときには社内だけではなく社外で自分が目指している方向性のキャリアを目指している人であったり、たとえば年収のレンジで例えば1500万年収をもらっている人はどういう業界にいて、どういう仕事をして、どういう役職についているかみたいなところをベンチマークするんです。
そういう目標となりうる人を決めたときに、その人たちがどういう仕事をするのか、どういう業界にいるのか、そのために今自分はこの仕事の中で何ができるのか、仕事の中で補えない部分があるのであれば個人の活動として何をするのかみたいなことを考えていただくことが大事かなというところでございます。
自分の市場価値をキャリアコンサルタントや転職エージェントに聞く
今自分がやっている活動が、市場価値、世の中から見たときに高い価値を生むと評価されるかどうかということです。なのでその目線で見たときにキャリアコンサルタントとか転職エージェントに行って、今自分がいくらで売れますかみたいなことを聞くんです。そうやって聞いたときに、年収が例えば500万円であればじゃあ同じぐらいですねと返事が来るケースもあれば、異業種に行きたいということであればちょっと年収が下がりますけど数年後は頑張ればこれぐらい上がりますよみたいなことがフィードバックもらえたりとか、その経験を積まれているんだったら今の会社はめちゃくちゃ給料が低いですね、700万ぐらい行けますよみたいなこともフィードバックはあるんです。
実際に私は人材紹介会社で転職エージェントに何人か紹介したことがあるんですが、実際に給料が200万ぐらい上がったりする子もいるんです。なんで上がったかと言ったら、あまりにも会社の給料がそもそも低すぎた、ということと、そうやって転職したときにその会社でやっている活動というのが、他の会社で見たときにすごく他でやれる人が少なかったので、市場価値が高かった、だから転職をするたびに年収が上がったみたいなことも起こるわけです。
それで独学で成長するといったときに、何を目指すのかということが明確になっていないと、そもそも成長したというところが判断つきづらいと思うので、先輩どうこうは関係ないです。そういう目線で見たときにポイントは2つです。
自分の目指すべき方向性を決めて目標を達成するために動く
市場価値を高めるという目線で見たときに、自分がベンチマークすべき人材はどういう人なのか、明確になっていればもちろんそれがベストなんですけど、どんな人なのか、どんな役職なのか、どんな業種なのか、みたいなところを確認して、そこの目指すべき方向性を決める、その方向性に近づいていくために日々の目標をしっかり、日々の、もしくは商談ごとの目標を決めて自分が何をできるようになっていなければいけないのかというところから一つ一つをつぶしていく、もちろん社内でそれが実現できるのであれば社内で成長していけばいいですし、社内で難しいなということであれば転職や独立起業を目指していくみたいな形になっていくので、まずは成長しているかどうかありきではなく目標ありきで動くべき、その目標を達成するために必要な能力、スキル、知識というのを目指していただくといいんじゃないかなと思います。
先輩が、みたいな話が最初のスタートのご相談ではあったんですが、先輩が本当に目指すべき方向性なのか、先輩はもちろん営業を教えるプロではないんですよ。たまたま先に入っただけですし、もっと言ってしまえば成果を出せてしたとしても、自分が成果を出せていただけでマネジメント教育をする研修や教育は受けていないんです。なので上司に頼るよりは自分の目指す方向を決めてしっかり動ける、それこそそういう人のほうがほっぽど市場価値が高いので、そういう目線でそういった働き方を目指していただけるといいんじゃないかなというところがわたくしのお話でございました。営業の独学の成長術ということをテーマにお話しさせていただきました。