今日のテーマ
営業を苦しめるリストアップの正しい考え方と取り組み方
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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会話が続く9種類の相槌と言うことをテーマでお伝えしていきたいと思うのですが、会話力って何かといったときに、基本的に何を話すかとかいい話ができるかとか、ネタをたくさん持っているかとかではなく、話がうまい人というのはみんな相槌がうまいです。
会話力がある人は何かというと、相手にたくさん話させるのが上手なんです。相手が話したいという気持ちを作らせることが上手、それが会話力ということです。その会話力を磨くために何をすべきかなんですけど、一番簡単に会話力を高める方法が相槌の種類を増やすことです。
なのでけっこう営業でやりがちなのが、「なるほど、なるほど、なるほどですね」みたいな形で、なるほどばかり連呼してしまうとか、「うん、うん」みたいな相槌をしてしまう、相槌を打っていることはすごく良いことで、けっこう相槌を打てていない営業の方が多いので、ちゃんと相槌をしてあなたの話を聞いていますよということを伝えてあげるのがすごく大事なことで、ぜひやってくださいということなのですが、もう1個意識してほしいのが相槌のパターンをたくさん持っておくことによって、相手側が話すモチベーションが高まっていく、話していて楽しいという気持ちが生まれるということです。
なのでたくさんの相槌の種類を持っておきましょうということなのですが、そのパターンをもっていないと話す相槌の種類も増えてこないので、私が使っている相槌、全種類じゃないですが9種類をお伝えしたいなと思って、今日はこんなテーマでお話をしております。
相槌1 なるほど
一つ目は今お話をしましたが「なるほど」です。けっこう人によって「なるほど」は使わないほうがいいです。ツイッターでもコメントをいただいてこの9種類を紹介させていただいたんですが、ツイッターでコメントをいただいて、本屋でなるほどということが書いてあったんですけど読まずに買わなくて済んだとお話しいただいたんですが、「なるほど」を使うことが悪いわけではないです。
「なるほど」ばかりを言うことが、話をちゃんと聞いてないなと思われてしまう可能性が高いので、「なるほど」の相槌は一つとして持っておいた方がいいですよと言うのが一つ目です。
相槌2 そうなんですね
2つ目は「そうなんですね」です。「ああ、そうなんですね。覚えておきます」みたいな形です。
相槌3 はい
次が良くある「はい」です。
相槌4 わかりやすいですね
4つ目が「わかりやすいですね」ということで、相手が何かを説明してくれた時にわかりやすいというリアクションを取るということは相手側からするとちゃんと話が出来たんだ、伝わる話が出来たんだという風にわかるわけです。なので「わかりやすいですね」という言葉は相手からしても聞いていてうれしい言葉です。ということでこれが4つ目です。
相槌5 納得です
5つ目が「納得です」ということで、要は何か状況を説明してくれたり、場面においてこういう行動をした理由とかを教えてもらったときに、「ああ、そうなりますよね。わかります。納得です」みたいな形で相手側が何か理由を教えてくれた、説明をしてくれた時とかに「納得です」という言葉が使える、これが5つ目です。
相槌6 うん
次が「うん」みたいな形の相槌です。これは目上の人に使うのは失礼と言う人もいるのですが、ずっと「うん、うん」言っているのは確かに失礼だと思うのですが、会話のテンポを維持していきたいときに「ああ、そうなんですか。なるほどわかりやすいです」みたいなことを常に言っていると、逆に相手からすると話しづらいわけです。こいつ何か言ったら絶対何か返事してくるな」となってしまうと絶対にテンポが悪くなってしまうので、テンポを意識したときには「はい」とか「うん、うん」みたいな返事と言うのも決して悪いわけではないということですね。
その会話のしやすさというのが言葉云々というよりはテンポを維持するというか、相手が話しやすいテンポを維持して保つというのが大事なことなので、「うん、うん」という相槌を私はけっこう使ったりしています。
相槌7 メモしてもいいですか
次が「メモしてもいいですか」ということで、これは相手の話が勉強になる、参考になるということを態度にして示したいということです。「メモしてもいいですか」と聞くことによって、ああ、今俺はいい話が出来ているんだなという気持ちになりやすいということです。これが7つ目です。
相槌8 勉強になります
8つ目が「勉強になります。」これがさっきのわかりやすいです、納得ですに近いのですが、自分のためになっている話をしてくれてありがとうということを言葉にしているということです。
相槌9 すごいですね
最後が「すごいですね」ということです。何か相手が自慢をしてきたり、これはすごいだろう、というような話し方をしていた時に、「すごいですね」と言ってもらえれば相手もうれしいわけです。人というのは基本的に承認欲求があるので、求めてほしいんです。その認める言葉として「すごいですね」という言葉があるということでした。
相槌の共通点は肯定的な言葉であること
ということで「なるほど、そうなんですね、わかりやすい、納得です、はい、うんうん、メモしてもいいですか、勉強になります、すごいですね」という言葉をご紹介させてもらったのですが、共通することがあります。肯定的な言葉、要は相手のことを否定していないんです。相槌を打つときに、いえ、でも、という形ですぐに否定できる逆説の言葉を並べてしまう、伝えて言ってしまう人は結構いるのですが、話を気持ちよくしたいと思ったときに、間に変な言葉を入れてほしくない、変な言葉というのは否定をされたくないんです。自分が気持ちよく話しているときに、違いますとか変な質問が入ってきてしまうよりは、相槌を打って、「ああ、なるほど、そうなんですね。わかりやすいですね。勉強になります」みたいな言葉を言ってもらったほうが相手は気持ちよく話せますよねということです。
気持ちよく相手に会話を続けてもらうためにはポジティブな言葉を投げかけるというのは常に意識をしておくべきで、そのための相槌として今9種類をご紹介させていただいたというところでございます。
人は基本的にポジティブな反応をしてくれる人に、自分の話をしたいと思うので、ぜひ相手に投げかける言葉はポジティブな話をぜひ意識してほしいなと思います。けっこう会話がうまく続かないなとか、会話がすぐ途切れちゃうんだよなと悩んでいる人は、その相槌が間違っているというか、否定的なことを言ってしまっていたりとか、今のタイミングで中途半端なタイミングで質問を入れてしまって間を悪くしたり、相槌が一方的、単調になっていて相手には伝わっているのか、聞いているのかよくわからない、みたいな状況になってしまっているケースが多いので、そうならないように、会話を続けていくためにはぜひこの点を意識いただいて相手とコミュニケーションをとっていただければというところでございました。
ということで、今日は会話が続く9種類の相槌ということをテーマでお伝えさせていただきました。