【営業ちゃんねる】雑な上司の依頼や指示から身を守る方法

今日のテーマ

【営業ちゃんねる】雑な上司の依頼や指示から身を守る方法
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日のテーマは雑な上司の指示、依頼から身を守る方法ということで、上司の指示、依頼が雑なときの対処法をお話していきたいと思います。雑な指示を出してくる上司は多いです。上司の気持ちもわかります。忙しかったり、いつもお願いをしているから言わなくてもわかるだろうという気持ちを持ってしまうということだと思いますが、人は何事も言わなければわかりません。家族も仕事もちゃんと言葉にして伝えてほしいなとそう思う今日このごろですが、そんな話をしていきたいと思います。

雑な上司の依頼にイラッ

雑な上司の依頼にイラッとしたことがありませんか?という話ですが、とあるTwitterの調査で、母数としてはそんなに多くないですが、上司に感じるストレス第1位は「指示方法が雑でわかりづらい」とか「言っていることがわからない」とか、そういったところが部下が上司に抱えるストレスで一番大きいところとなっていました。

指示方法で特に困っているところが何かと言うと、出ていたのが指示が曖昧というところです。どんな指示があるのか、私も昔のことを思い出しながら、自分もこうならないようにと思いながら自戒の念を込めて書き出してみました。

あれ、やっといて

「あれ、やっといて」どれ?という感じです。「あれ、やっといて」とはどれのことで、なんやねん?ということです。うちのじいちゃんとばあちゃんが「あれどうなっている?」とよく言ったりするのですが、よく会話が通じるなという話です。結婚して50年もたつとそんな風にできるかもしれませんが、入社してと言うか出会って数ヶ月で、「あれ、どうなっている?」「あれ、やっといて」みたいな話をちょこちょこ聞きますが、知らんがなという話です。

なる早でよろしく

次は「なる早でよろしく」なる早を使いたい気持ちはわかりますが、なる早の基準は曖昧で、自分にとっては最速で一週間で終わらせたつもりが、上司からすれば3日でやっといて、みたいなことは起こるので、なる早は使ってはいけません。

とりあえずやってみて

次は「とりあえずやってみて」です。とりあえずやってみるはいいですが、とりあえずと言っているのだからその後は文句を言ってはいけないです。「とりあえずやってみました。」「ここはああじゃないか、こうじゃないか・・・」みたいなことを言われても、いやいやとりあえずなんで、という話です。でもそんなことを部下から言えるわけではないですよね。だからこれも使ってはだめです。

あと任すわ

「あと任すわ。」それを昔私はよく言われました「。ここまでできたから大丈夫でしょう。あと任すわ。」いやいや、何を基準に大丈夫だと思っているのかを聞きたいですが、昔、若かった頃は任されたことがちょっとうれしくて、「がんばります。」みたいなことを言っちゃうんです。でもそう言っていても任せてはいないんです。ただ丸投げしているだけという話があります。

これ良い感じにまとめといて

最後は、これ良い感じにまとめといて、なる早とか良い感じとか、何をしていいのかわからないから何をもっていいのか、わからないのはだめです。

雑な指示・依頼の放置はNG

雑な指示、曖昧な指示みたいなことを話しましたが、任せるということと丸投げすることが混同してしまっているのです。なので任された側はどうしたら良いかわからないとか、自分なりにやってみたらNGだったみたいな感じになります。仕事を依頼する側にとっては完成しているイメージだったりどうやってほしいかをある程度イメージを持って言っているはずなので、自分なりというのはそもそもそんなに発生してはいけないです。相手のやってほしいことをやっているのに自分なりもくそもないですよね。こういう曖昧な指示、雑な指示というのは受けちゃだめです。

受けちゃだめというのはそのまま放置してはだめですよ、と今日は言いたいです。なる早の基準がずれているとか、良い感じの定義が曖昧であるとか、そういうところが起こってしまうとうまくいかなくなってしまう可能性が出てきてしまう。そういったところをしっかり自分から確認していかないと、結局最後にできなかったときの全責任が自分になるんです。それは説明が曖昧だからとか、指示が雑だからとどれだけ言っても、「わかりました。やっておきます。」みたいな返事をしてしまったが最後、全責任が自分に来てしまいます。

うまくいかなかった時、できなかったときに上司にこんなことを言われませんでしたか?

「説明したよね?」この言葉はイラッとしますよね。説明したけれど説明になっていないみたいな話ですが、「わかりました。できます。」と言ってしまったらこれで最後になってしまいます。

「これ、お願いしておいたよね」これもできました。わかりますと言ってしまうと、責任が自分に帰ってきてしまうので、とりあえず確認しないといけません。

目的、納期、完成イメージを確認する

雑な指示・依頼をもらったときのマスト確認項目は、なんのためにやっているのか、いつまでなのか、なる早ではだめです。そして完成のイメージです。どうやってできていたら完成でいいのか、完了としていいのか、みたいなところをイメージして確認する、すり合わせる作業をしたほうがいいと思います。

デザイン系とか、なにか企画書を作ったり資料作り、物を作るときによく起こるのですが、サンプルになるものやイメージになりやすいものを持っていって、こんな感じですかね?と確認をしっかりしておいたほうがいいと思います。けっこう確認が漏れがちなのが目的です。例えば同じ資料を作るにしても、社内用なのか社外用なのかはしっかり確認をしておけば、社外だったらたしかに丁寧に作り込んで見栄え良くということも考えなければならないかもしれませんが、社内の資料なら凝ったイラストや動画みたいなアニメーションなどそういうことをしなくていいとか、いろいろ出てくると思うので、何のためなのかもしっかり確認してもらいたいと思います。

なんのために、いつまでに、どういうものを納品すればよいのか、上司も社内とはいえ仕事を振ってきた側なので、社外の人と思うぐらいの気持ちでコミュニケーションを取ったほうがいいと思います。

自分で考えろと言われたら完成イメージを上司にぶつける

なのでしっかり確認してほしいということですが、もう1個問題点があります。自分で考えろと言ってくる上司です。これは面倒臭がっているだけです。お前の主体性を高めるためにとか、お前にはもっと考えて仕事をしてほしいからとか言ってくる人もいるのですが、仕事の指示は依頼なので、あなたは何を求めているんですかとという話です。正直、考えなければならない仕事もありますが、丸投げ=任せるではありません。こう言ってくる人もいますが、それは間違っているということです。

これを言われたときの対処法としては、完成イメージを自分なりの意見や予想で良いので上司にぶつけてください。自分を守るためには雑な指示や依頼をわからないまま放置するとか、よくわからないけれどとりあえず進めてしまうと、うまくいかなかったときの全責任は自分にふりかかってきてしまうので、ぜひ放置はしないでください。

聞きづらいのはわかります。これはどうなっているのか、どうすればいいのか、という確認は結構面倒くさいですし、なかなか答えてくれない上司がたくさんいることはわかっていますが、最後に時間をかけてやったのがうまくいかなかったときに責任がかかってしまうのは自分なので、ぜひ放置をせず、確認してほしいと思います。あとは完成ではなくて途中報告、6割から7割できたら報告に行く、みたいな形で確認の回数を増やしていただくのも大事かなと思います。

とにかく雑な上司の依頼は多いので、身を守るために、せっかく時間をかけてやった作業が全部パーにならないようにぜひ意識して、ぜひ上司の依頼や指示から自分の身を守っていただきたい、ということで今日はお話させていただきました。

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