【営業ちゃんねる】端的な話し方

今日のテーマ

端的な話し方
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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端的な話し方ということで、簡単に書いているのですが、報告、連絡、相談、社内のほうれんそうであったり、お客さんとの会話みたいなとき、ぜひ意識してほしいポイントをお伝えしていきたいと思います。

ビジネスのコミュニケーションのゴールは何かというところからまずお伝えしたいのですが、ビジネスのコミュニケーションは結局人を動かしたり納得させるみたいなところで、具体的な行動なのか、感情なのかは別として、大学の授業のプレゼン、ああいうものというのは優勝するとか、自分の持っている情報を発信させることによって評価を受けるみたいなところがゴールなんですが、基本的にビジネスというのは人の行動まで動かして、初めて成立するもので、その点を意識して今日のお話を聞いてもらえればと思います。

基本的に少ない情報で会話を成立させられる訓練が重要

まずポイントの1つ目はビジネスのコミュニケーションにおいては、基本的には少ない情報で会話を成立させることが一番大事ということですね。

この点を意識して訓練していただければというところで、多くの人がたくさんの情報で何とか相手に理解してもらおう、納得してもらおうという発想で考えがちなのですが、少ない情報で少ない話し言葉で言えた方がいいんです。

エレベーターピッチの練習をしてみる

ここを例で考えているのですが、エレベーターピッチというシリコンバレーで投資を受けるときのプレゼンの仕方というか、方法論があるのですが、エレベーターピッチと言うのは文字の通りエレベーターの中でピッチをして資金調達を投資家からするというトークになります。

だいたい30秒前後でじゃあ君に投資するよと言わせるみたいな、これも実際に相手からお金を払ってもらう行動を引き起こしているということなのですが、だいたい30秒前後にすると文字数で250文字ぐらいだろうといわれています。250文字の中で相手に魅力を感じてもらって、納得してもらって、お金を払いたい、払うと言わせるということが出来なければいけないということです。

ビジネスコミュニケーションの基本は「結論」「根拠」「クロージング」

今、簡単に言ったのですがビジネスコミュニケーションの基本は、まずは結論、私はこういうことをやりますというこれが出来ますということを言って、それができるという根拠をしっかり示すこと、これは口で言うのは簡単なのですが、それを納得してもらうということがどこか、みたいなことをちゃんと考えなければいけなくて、最後相手に何をしてほしいのかというところのクロージングをしっかりする、基本的にはこの3つだけでいいんです。

なんですが、日本人はどうしても気を使うとか、気を配るとか相手に配慮するみたいなここでは気を遣いすぎちゃうので余計な情報が多くなりすぎちゃうことがあるのですが、基本的にはこのまず3つを整理したうえで、情報を補足するというイメージで会話をしてほしいと思います。

補足情報を先に考えてしまって、そこから何とかクロージングまでもっていくという発想になりがちなんですが、基本的には結論、根拠、クロージング、3つの情報をちゃんと伝えるために捕捉する情報がある、ということを前提に、これがない話し方というのは逆に何を言っているのかわからない、この人は何を言っているんだろうと相手に思わせるような会話の方法になってしまうので、仕事上ではなかなか信頼が得づらい話し方になってしまうということです。

GTCメモを作って整理する

エレベーターピッチの方法の中で出てくるのですが、GTCメモを作るという話が良く出てきます。

GTCとはアルファベットの頭を取っているのですが、GというのはGOAL、なんで自分がやっているのか、TARGETがTです。相手が得たいもの、得たいものというのは相手がなので、どういう人かどうかというのをしっかり理解しておかなければいけない、ということです。例えばパソコンを売っている電化製品の営業マンだったときに、自分の目的はパソコンが売りたい、ターゲットはどういうパソコンが買いたいのかというところで、たとえばマックブックプロが買いたいのか、軽く小さいのが買いたいのか、相手の得たいものとは全然違いますよね。なので最終的に自分の目的はパソコンを売りたいなんですけど、そのつぎのCONNECT、2つをつなぐアプローチということで、相手が得たいものをしっかり把握しておかないと自分と相手をつなぐことが出来ない、GTGはしっかり自分の頭の中でイメージしましょうということです。

補足として、「例え話(イメージ化)」「比較情報」などを伝える

これができていれば結論、根拠、クロージングと言うのは簡単にできるので、しっかり意識してほしいなというところです。この結論、根拠、クロージングをより分かりやすく相手に伝えるためにたとえ話があって、たとえ話と言うのはイメージ化です。相手によりイメージをしっかりしてもらえるようにするためにたとえ話をして、頭の中でビジュアルでイメージを持ってもらうというのがたとえ話、後は比較情報ということで、自分が言っている情報がいいのか悪いのか判断がつかないと、別の情報を与えることによって納得感を高めるという形で、これはあくまで補足なんです。

結構たとえ話から入ってしまったり比較情報からこういうことが言えるなあというところから入ってしまうと、情報が冗長的になりすぎてしまって一番のメインに言いたいことが伝わらないみたいなことが起こってしまうということでした。

ちょっといろいろ言ってしまったのですが、端的な話し方というところではポイントは3つだけ、結論、根拠、クロージング、この3つをしっかりビジネスのコミュニケーションでは言いましょう。本当にここだけです。ここを整理したうえでもう少し相手にわかりやすく伝えるためには何を言ったらいいかなという風に会話を組み立ててもらえればお前話が長いんだよな、と上司に言われることもなくなると思いますのでぜひ意識してほしいと思っております。

今日は営業の端的な話し方についてお伝えさせていただきました。ぜひ明日から取り組んでみていただきたいと思います。

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