今日のテーマ
みんなと同じが人の行動を引き起こす
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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集団行動が引き起こす人の行動の動き、動かしやすさみたいなことをお話していきたいと思います。よく言われる話ですが、心理学で言われる同調心理、同調現象、バンドワゴン効果というものがテーマです。
同調現象とは
まず同調現象とはなにかですが、人間は赤信号、皆で渡れば怖くないという形で、間違っていてもみんなでやっていれば正しいという気持ちを持ってしまうという心理が人間にはあります。集団行動で今まで人間は生きていて機械やロボットなどなかったので、みんなで生活すること、みんなで動くことで生きてきたわけなのでみんなと違うことに対して警戒心や敵対心を持ちやすいです。
バンドワゴン効果
そういう心理があるので、みんなが動くことに対しての安心感を人間は持ちがちです。かつこのバンドワゴン効果は、ある選択肢を多数の人が選ぶことによって、その選択をする人が更に増えるということです。100人の人が選んでいるというところを見ると、他の人もどんどん選びやすくなって、またさらに選ぶ人が増えてきます。
みんながやっているということに安心感を覚える
集団現象をまず最初に作ります。みんながやっていますということを数字で示すことが大事なのですが、みんながやっているということに対して人間は安心感や居心地の良さを感じるので、人を動かしたいと思ったらみんながやっていることをより具体的に伝えてあげるということはいろいろなテレアポでもそうですし、営業でもすごく大事なことです。
人間は流行に弱いということはよく言われますが、それはまさにそうです。みんながやっているからみたいなことをしっかり伝えるためには、他の人がやっている、同業他社がやっている、事例を出したり、○○部門のNo.1とか、数字で行くと何人に選ばれましたとか、5秒で一人選んでいますとかのCMを見たことがある方はいると思いますが、そういうふうにたくさんの人に選ばれているんだということを言葉としてちゃんと伝えてあげたり、メッセージに載せることによって、相手は選びやすくなります。みんながやっているからやるという説明が上司にもできるからです。他の人にも説明できるからです。
こういう集団行動は人間の思考を短絡化させやすかったり、単純にしやすいです。思考を単純にするのは合わせて周りにも説明しやすくなるからです。上司に説明するときに、他の同業他社もやっていますと言えば、「そうなのか、じゃあやってみろ。」となりやすいです。みんながやっているからうちもやってみればいいという心理です。
業界No.1とか選ばれて3000社超えましたというのを出すということはよく見ますが、人間として合った訴求をしているなと思います。自分が営業をするとき、テレアポをするとき何でもそうですが、他の人がやっている、みんながやっている、ということをしっかり伝えること、特にみんなや他の人は、目の前の営業する相手に親しい相手であればあるほど効果が高いですし、人数が多ければ多いほど効果も高いので、そういった訴求できる内容をもし自社で持っているなら、プロダクトがあるなら、それをしっかり伝えてあげることによって、相手の行動を引き出しやすくなるので、ご活用いただければと同調現象、バンドワゴン効果についてご説明させていただきました。