今日のテーマ
科学的に証明されたトップセールスがマネジメントができない理由
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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社員の自己成長なき組織は無能化することがテーマです。怖いことを書いていますが、階層社会学でこの法則は証明されていて、組織に属する構成員はその全員が自己の能力を進展させ続けなければ無能化するということを階層社会学のピーターさんが明らかにしたピーターの法則というものがあります。
成長を止めた社員
成長を止めた社員がいます。そこまでしか成長しません、ポケモンで行けばレベル50とか、レベル30みたいにそこまでは行ったのだけれど、それ以上上げる気がなくなってしまうということで考えてほしいのですが、そういう人達がいると自分のレベル上でクリアできるステージまでしか進んでいかないわけです。
キャリアで考えると、今の自分の能力レベルでできるポジションまでしか上がっていかない、上限レベルの出世で止まる、ということです。そこまでいってしまったときに、自分がそのステージでできうる以上のことは能力が上がらずできなくなってしまうので無能化が発動していく。無能化すると自分のポジションを守ることにしか頭がいかなくなるので、どんどん仕事をしていかなくなります。出世した上司が仕事もせずに成果を出していないのにポジションをなんとか守ろうとしている人を見たことがある人、ドラマや漫画でそういうところがある人が出ていたりしますが、そういう話です。
組織は成長中の社員のみでなんとか成り立つ
自分が持っている能力値、現状のレベルからそれ以上成長しない人がいると、自分が今持っている能力でギリギリまでの出世をして、そこから先は成長しないので仕事ができなくなってしまいます。仕事ができないポジションまで来たら仕事をやらなくなる、できなくなってしまうので、その人が機能しません。そうすると出世すると職場に機能しない人が生まれてしまう、組織はどうやって成り立つかというと、成長中の社員のみでなんとか成り立つという状況が起こります。
昔成果を出して出世していった人たちは自分の能力値までは自分の能力でなんとかできてしまうので出世していきます。けれどこれ以上上がらなくなってしまったタイミングで自分の能力でどうにもできない問題が発生してしまうので、成長しないから仕事になりません。なので機能しなくなったけれど今度はその部下や新しく入った後輩たちがまだ自分の能力以上のポジションに行っていないので、その人達によってなんとか仕事が成立しているという状況が起こります。
ピーターの法則が発動する組織
ピーターの法則が発動する組織はどういう場合かというと、降格がない、そのポジションまで上がってしまえばそこから落ちることはないので安泰な状況なわけです。ポジションが落ちないので、仕事をしなくても、成長しなくてもよいわけです。また能力以外の評価で昇進が決まるケース、人間関係などで昇進が決まるケースでもピーターの法則が発動されやすいです。
一番イメージしやすい例としては、トップセールスがトップマネージャーになれない理由は、めちゃくちゃ営業で売れていた人がマネージャになった瞬間にマネージャとしては全然だった、ということは起こりうるわけです。なぜかというと求められる能力が違います。トップセールスのときは自分が売ればよかったものの、マネージャになった瞬間に自分以外の人でも売れるようにしなければならないので、求められる能力が全然違います。求められる能力が違うにもかかわらず成長することをやめてしまえば当然マネジメントができるわけはないので、できないという結果が生まれてしまいます。
人間は学びをやめてはいけない
改めてここで学ばなければならないのは、人間は学びをやめてはいけないなという当たり前のことではありますが、改めて各ポジションによって求められる能力は違うということを今一度整理しておかなければいけないと思います。ポジションが変わったタイミングで今度は何を得なければいけないのか、学ばなければいけないのかも整理して理解しておかないと、なかなかポジションごとに成果を出すことが難しくなってしまいます。
キャリアの延長線上で、やっていれば自然と能力が身につくものなら良いのですが、現場で頑張っている営業とマネージャでは求めるられるものが全然変わってくるので、自分がやるかやらないか、他の人にやらせるのかというのもそうですし、現場でトップになりました、マネージャになりました、経営者になりました、経営者になったときには違うリソースを見なければいけません。マネージャは人を見ればよかったかもしれませんが、経営者や役員は人だけではなくいろいろな経営資源、お金、ツールや巻き込むものも多くなってきます。
そういうところまで勉強しておかないと、能力が発動できない、ポジションに合った施策が打てない、やるべきことが見つからないみたいなことが起こってしまうので、本当に当たり前ですが、人間は学びをやめてはいけないなということと、ポジションが上がったときに成果が出せていない人は、今までの能力、今までやってきた延長線上にないものが生まれたんだということを知っていただくと、やらなければならないことも見えてくると思いますので、ピーターの法則、階層社会学の補足からでしたが、ここから自分がやるべきことも見えてくると思いますので、こういった話をさせていただきました。
