【営業ちゃんねる】転職の本音と建て前。本音の理由はやっぱりこの2つ

今日のテーマ

転職の本音と建て前。本音の理由はやっぱりこの2つ
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日は転職の本音と現実で、やっぱり2つの不満が原因だということがわかりましたということです。エン・ジャパンが行った転職理由をキャリアコンサルタントに聞いたアンケートで、120人程度のアンケートなのでどこまでそのデータが正しいのかみたいなことがありますが、面接のときに伝える転職の理由となんで本当に会社をやめようと思ったのか実際の理由は、本音と建て前が全然違いますよということがわかったという調査が出ておりましたので、そこのところをご紹介したいなと思っております。

転職の本当の理由は報酬と人間関係の不満にあることが多い

転職理由、面接等で聞かれたときになんと答えるかは、仕事の領域を広げたい、専門スキルや知識を発揮したい、会社の将来に不安を感じるというところが転職理由として上がっているのですが、本当の理由としては報酬を上げたい、人間関係がだめ、会社の将来に不安を感じる、3位だけは揃っていましたが、基本的には2つの不満は報酬と人間関係、この2つに大きな問題があるということです。

言われてみればそうだろうなと言うところではありますが、基本的には自分が成長している、成長していないみたいなところには、特に営業のような仕事でいくと客観的な基準がありません。なので成果が出ていれば当然成長している実感が持てるのですが、成長した、成果が出た、それに対して見返りがないとなると辞めちゃうんです。成長するとか、専門スキルを身につけたいというところにも、結局学べる上司がいないとか、切磋琢磨できる同僚がいないという形で結局辞めるという選択になるので、報酬をあげたいとか人間関係に問題があるというケースも、言い換えれば仕事の領域を広げたいとか専門知識を発揮したいというポジティブな言い方に言い換えられるということです。

転職の本音と現実 やっぱりお金と人間関係

細かくアンケート結果を見ていくと、仕事の領域を広げたいとか専門知識を身に着けたいというのは6割から7割いっているわけですが、本当の理由となると1割ちょっとしかいないというすごい結果を見させてもらいました。とはいえ、注目すべきなのは報酬をあげたいということを転職理由としてあげている人は25%しかいなくて本当の転職理由としては6割近くいっている。これは言えない日本の組織というか転職マーケットということはすごく問題としては考えられるなというところです。

自分が稼ぎたいから転職しますということをなかなか受け入れてもらえるという環境に今の日本の転職活動や面接では言えないということなので、これはすごく難しいところというか問題があるというところです。あとは職場の人間関係が合わない、評価に納得ができない、上司と合わないというのが48%、半分近くいて、なかなかそれを転職理由として言うのは難しいので、体のいい言葉としては仕事の領域を広げたい、専門知識やスキルを発揮したいというところになるとは思います。

基本的に転職の本音と現実というのはやっぱりお金と人間関係だったというところはそうだろうなと思いつつ、なかなか公に言ったところで受け入れてもらえないというのが転職市場の問題だというのがありましたが、多くの人が同じ問題を抱えているというのは他の人達も共感できるポイントだと思いますし、基本的に悩みのポイントがここだということを思えば自分が今こういうことで悩んでいるのは普通なんだと思える部分かなと思いますので、今日はこういったところをご紹介させていただきました。

本音と建て前みたいなところがあると思うので、ぜひ自分の本音が何なのかというところからしっかり向き合った上で、転職活動をするにしてもしないにしても、まず自分がどこに課題を感じているかを見てもらえるといいんじゃないかと思います。転職活動は基本的に比較で、絶対評価ではなく相対評価です。転職活動=退職ではなく、今自分がどういう職場から求められるのかみたいなことを調べた上で、今の職場がいいのか、だめなのか、変えたほうがいいのかを考えるためにも転職活動を使ってもらえればと思っているので、ぜひ転職活動=退職ではなく、転職活動=自分の選択肢の確認みたいな形でぜひ考えていただければということでご紹介させていただきました。

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