【営業ちゃんねる】営業マインドを押し付けてくれる上司とは関わるな!

今日のテーマ

営業マインドを押し付けてくれる上司とは関わるな!
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日は営業はマインドだ、の真実についてお話していきたいと思います。

営業マインドは心の持ち方だけではない ちゃんと本質を理解しないと育たない

営業はマインドだという話をよく聞きます。心の持ち方の話だと思いますが、心の持ち方だけを教えても営業のマインドは育たないということを営業をしている中で私が思っていることです。

営業のそもそもの前提を考えると、営業は自分が扱うプロダクトやサービス、商材を使ってお客さんに貢献をしましょうという話です。プロダクトを抜きにしてお客さんの役に立てるとか、業界を発展させようとか、事業を成功させようとか、そういう気持ちも大事です。営業のマインドはすごく大事だと思うんですが、プロダクトをすっ飛ばしてマインドを持てというのはそもそも無理です。私は経営をいくつかしてきてプロダクトをいくつか作って、壊してみたいなことをしていますけれど、プロダクトがそもそも何物なのかの定義を抑えておいたほうがいいです。

プロダクトは経営者、またはプロダクトを作った人の思いの集大成の形なので、なので営業がプロダクトを抜きにしてマインドを持てといわれても、その間に入っているプロダクトのマインドがずれていると、いいものができない、いい営業ができないのは当たり前です。

営業がいます。プロダクトがあります。顧客(お客さん)がいます。営業が持つべきマインドはどこという話をするときに、よく言われるのがもっと成果にコミットしろという気持ちの部分で、要は自分に対しての話です。これはもちろん間違っていないです。どういう心持で営業をしていくかは考えなければならないことなので大事です。そしてもう一つは相手(お客さん)に貢献する、お役に立てる形にすることで、顧客を大事にする気持ちを持ちましょうとか、業界や市場を変えていきましょうという話です。

営業はプロダクトを通して活動しなければならない立場にある

マインドという話をすると自分のことに対する話をするか相手のことに対する話をするかです。間違っていなくてどちらも大事でプロダクトオーナーであればその考え方だけでいいですが、営業をする立場の人はプロダクトを通してお客さんの役に立たなければならないわけです。なので商材が間に入ってしまうんです。

プロダクトのマインドがずれてしまっていると、営業がどんなマインドを持っていたとしても、扱うプロダクト自体にマインドがなかったり、そもそも考え方が間違っていると、いくら自分にやりたいことがあっても商材に引っ張られてできません。

営業がマインドをしっかり持てというときには、まずはプロダクトがしっかりマインドを明示するとかプロダクト自体が気持ちやマインドを体現するサービスになっているとか、営業だけがマインドを持てでは成り立ちません。営業マンがマインドを持てというのは正しい考え方ですし、持たなければいけないと思っているのですし営業は自分自身が商材だという考え方もありますが、最終的にはプロダクトを通して人の役に立つというというものなので、プロダクト自身のマインドもちゃんと紐づけてマインドを持てという言葉を正しく使ってもらえたらと思います。

営業だけがマインドを持ては成り立たない

営業だけがマインドを持てというのは無理なので、プロダクトを通してそれが実現できるような考え方や思いをしっかり整理してもらいたいなということで、営業がマインドだというのは言葉だけが先走っているケースが多いですが、そこから脱却していただきたいということでお話しさせていただきました。

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