今日のテーマ
心理学が証明した嫌われる性格と好かれる性格!営業職は嫌われる性格に思われる?
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は心理学から見る好まれる性格と好まれない性格です。営業をしていると基本的には好まれたほうがいいです。提案を受けたときに好きな人から提案を受けるのと嫌いな人から提案を受けるののどちらを受けようと思うのか、と考えると、当然好きな人から提案を受けたほうが受け入れます。なので好まれる性格のほうがお得ですよということで、世の中的にどういう人が好まれているかを改めて整理しておきたいなと思っております。
実際にこれは心理学の調査で550項目の中から、好む性格と好まない性格のアンケートを取って実際に分析した研究があったので、そこから内容を引用してお話していきたいと思っております。
好まれる性格
好まれる性格はどういう性格かと言うと、10個ポイントがあります。誠実な人、正直な人、理解のある人、忠実な人、実直な人、信用できる人、知的な人、頼りになる人、心の広い人、思慮深い人ということで、これを見ると、「だよね。」とみんな思うと思うんです。普通に嘘をつかない正直な人、誠実に対応してくれる人で頼りになって知的で人で信用できる、心も広いみたいな人であれば、こういう人と付き合いたいな、取引したいなと言うのは当然です。
好まれない性格
一方で好まれない性格とはどういう人かと言うと、嘘つき、いかさま、下品、残虐、正直でない、信用できない、深い、意地悪、卑劣、だますということで、すごい言葉が並んでいますが、嘘をつく人やズルする人、人をだますような人とは関わりたくないです。
営業が持たれているイメージ
これも当然ですが、残念なことがここで1個証明されています。営業が持たれているイメージをここで考えてほしいのですが、営業が持たれているイメージは好まれない性格の人のイメージに当てはまるポイントが多く、営業は売上を上げるために嘘をついたりいかさまをする、正直でないというところもそうでだますもそうです。そういうことをする人なので信用出来ないという形で、営業への先入観が実は好まれない性格の5つに該当している可能性が非常に高いです。
営業の先入観がここにある前提で動く
営業はそもそものポジション、役職、職種がら、好まれない性格になってしまっている現実が今あることはその人個人の特性というより職種の特性上であるということは知っておくべき大事なポイントの1個目です。
売り込みトークは好まれる性格から離れていく
もう一つ抑えておかなければいけないのは売り込みトークは好まれる性格からどんどん離れていきます。ぜひ買ってくださいみたいな話は、他に対する誠実さや正直さみたいなところがなかなか伝わらなかったり、頼りになるかどうかというと全然ないんです。好まれる性格の10個のポイントをここであげましたが、売り込みトークの中でそういうイメージを持ってもらえる項目は、ここに該当するもので見ると一個もないんです。なので売り込むなという話です。
営業がまず話すべきは「自分自身」と「相手」
この性格診断の中から見るものとして営業は何を話せばいいのという話ですが、好まれる性格に当てはまるような人になりたいので、そのために何を話すかというと商材の話ではありません。話すべきことは、まずこの人とだったら付き合いたい、取引したいと思ってもらえるような性格を相手にイメージしてもらう、印象を持ってもらう、認識してもらう事が大事なので、そこで話すべきなのは自分自身の話と相手の役に立ちたいとか相手の話なんです。
好まれる性格というのは誠実、正直、理解のある、実直、信用できる、知的、頼りになる、心の広い思慮深い人ということで、全部商材は全く関係ありません。自分のことと相手のことをしっかり話すことによって、好まれる性格になりうる可能性が非常に高まる、と思ってもらえれば確率が非常に高まるので、打算的にコミュニケーションを取ろうというわけではありませんが、やっぱり人と長く付き合っていく、取引をしていくためには、好まれる性格だと相手に思ってもらうことが大事です。商材のことばかり話すのではなく、仕事の話はゆくゆくはするのですが、まずはしっかり関係ができてから話をしないと相手に刺さらない、伝わらないといけません。まず営業が話すべきなのは自分のこと、相手のこと、ここからまずは会話、コミュニケーションを始めてほしいということで今日はこのお話をさせていただきました。