営業マンの仕事はたくさんあります。
やることがたくさんありすぎて疲れ切ってしまっている営業マンも多いのでは?
実際に今やっていることは本当に営業マンとしてやるべきことなのでしょうか?
営業マンの仕事の中でやるべきことと、特にやらなくてもいいものは何なのか、仕事の区分けの仕方についてお話します。
登場人物
営業コンサルタント ささだ
Cさん
やったほうがいいかな?ということを減らすことも必要
営業マンでやりがちな日々の行動のところで無駄なところとか、ここはやめるべきことはありますか。やはり家族ができて早く帰りたいので。
営業の仕事はコミュニケーションがメインなのでやったほうが良いことはいくらでも出てきますが、疲弊する営業マンはやったほうが良いことばかりをやっていてやるべきことはやっていないケースが多いです。とりあえずマストなのか、やったほうがよいからやっているのか、仕分けすることが大事だと思います。
これはやらなくてもよいという話は会社の体制とかもあるので一概には言えませんが、とりあえずやっておいたほうがいいよねということをいかに減らすかというのは、けっこう多いと思います。やらないよりやったほうがいいよねということをやってしまっているけれど、その先で何らかの数字につながるイメージが持てないなら、やってもあまり成果に繋がらない。それをやったら何の成果につながるのと言うところを結構自分に問いかけるようにわたしはしています。
このメールを送ったら何になるのと言うときに、商談につながるという明確な意図が持てるのなら、お礼メールを送るという話ですし、次のアクションに繋がる数字のイメージができれば、アクションも変わるので、お礼メールは送るものだから送っていますとみたいな人はたくさんいますが、お礼メールは次回の商談や意思決定のために送っていますならば文章が変わる。それにつながるイメージが持てるならやったほうがいい。「お礼メールは打ち合わせが終わったら必ずやれと上司に言われているからやっています。」だと、とりあえず今日もありがとうございましたと言って送ったら終わりなので、それは変えたほうがいい。
私が会社をやめることを決意した時は日報も出しませんでした。これはおすすめしませんが、会社のルールでやったほうがいいと言うだけで、その日報を書いただけでは何の振り返りにもならないし、と。日報も5日間分を金曜日にまとめて出すんです。そういう悪い習慣が常態化している会社だったので、どうせ日報は誰も見ていないんです。なので会社を辞めると決めたので出さない、その会社でポジションを上げていくという目的があるなら出したほうがいいです。それが目的なので、対お客さんだけじゃなくて、対社内営業に対してやったほうがいいならやったほうがいいです。
私は会社を辞めると決めた途端に社内で媚びを売ることが一切なくなったので、そういうことを1年やらなくなった。次の数字や次の目的につながる物が見えないことをやらないというのが業務の仕分けとしてはすごく大事なことです。そうするとやるアクションも成果につながるアクションに変わると思うので、お礼メールが一番イメージしやすいと思いますが、送ると言われているから送るじゃなくて、次へのアポを取るために送るとか、回答を月内にもらうために送るとか、次の目的をちゃんと持っていけば動きは絶対変わるので、その視点で仕分けしてもらえばいいかなと思います。
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