今日のテーマ
ビジネスの頭の使い方
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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人間の思考、考え方についてということで、大きく分けて2つあると話してきました。
1つの考え方が目的思考、目標思考と言ってもいいかもしれませんが、どこに向かって動いていくのかというところから逆算して動く考え方、このお客さんの目的思考というところで、一方の問題思考というのがどちらかというと積み上げ型の思考ということでどちらが多いんだろうねみたいな話をしたのですが、現場でお客さんとコミュニケーションをとっている人たちが陥りやすいのは、このまま問題が実際に事が起こったときにそれをどう対処するかということで頭を使う立場になりやすい傾向があるということです。一方目的思考をテーマに逆算で考えるみたいなところはどちらかというとマネジメントする側の役割みたいなところだねという話をしていました。
目的思考と問題思考の共存は1人の頭だと難しい
実際にわたしもITベンチャーで経営を3年して今年4月からこの会社をスタートさせたのですが、ヘッドは本当に脳みその使い方が違うんです。目的や目標を達成させるためにと言うことで考えると、実際に目の前の問題は一回忘れて、置いておいてどう達成させるかみたいなところとかをけっこう考えていかなければいけないので、それからが全然違います。
わたしもやっていて思ったというか、ITベンチャーをやっていて経営をしていて、脳みその使い方が全然違うので、うちは担当を分けました。PDCA、私がCOOなんですけれど担当を分けています。プランを一緒に考える、実行はわたしがやる、チェックがCEOがやって、アクションは私がやるみたいな形で役割分担を明確に分けてイノベーションハックの経営を行ってきています。なんでこうやっているかと言うと、実行部隊はどうしても問題思考に頭が行きがちなので、全体を考えるというのが出来ないというわけではないのですが、すごくやりづらいポジションです。現場に入らないで、要は第三者の視点で見れるとチェックがやっぱりしやすいです。どうしても問題が起こったときには、その問題に頭を引っ張られがちなので、完全に区分けして考えることがなかなか難しかったりします。
この目的思考と問題思考のどちらがいいというわけではなくて両方の視点で考えないといけないので、イノベーションハックの経営のやり方で行くと、PDCAの発表で行くと、CEOとCOOで計画は一緒に考えるんですけれど、実行部隊はわたしCOOがやって、チェック管理に関してはCEO、フィードバックするとか報告しあって今こうなっているよみたいなところで施策を決める、ということを一緒にやってきていました。
営業の場で考えると、マネージャが役割をしっかり担わなければいけない、現場は目の前のお客さんだったり実際に営業数値を見ながら改善活動していかなければいけないところかと思うのですが、正直上司、マネージャー層の目で営業のプロではないので、なかなか役割分担というところがCEOがマネージャーや上司、COOのほうが現場のマネージャや現場のスタッフみたいにできればベストなのですが、本当に脳みその使い方が全然違うということを現場があって発想も積み上げ思考でマネージャやっている人はフィードバックもできないです。
チェック機能をどう作るかがキモ
どういう発想であるかみたいなときに、今日お伝えしたいのは脳みその使い方が全然違うということと、逆算して目標達成に向けて動くということであれば、問題に対しては数字ベースで管理をしてあまり細かい一つ一つの事象にとらわれすぎないようにしてもらうことがすごく大事なことだなと言うことで今日はシェアさせていただきました。営業ビジネスの頭の使い方というところで、目的思考と問題思考の2つがありますということと、この2つを共存させることはなかなか難しいので、完全に頭を切り分けながら動いてもらうというのは一人でやるとすれば大事かなと思っています。
もしできるのであればこの目的に逆算で考えるポジションと実際に現場で動くポジションが分けられると経営サイドからするとすごくやりやすいやり方になるんじゃないかと言うところで思っております。ビジネスの思考の考え方、頭の使い方についてお伝えさせていただきました。