【営業ちゃんねる】3Kの歴史は根深い!営業辛い3Kを歴史から考える

今日のテーマ

Kの歴史は根深い!営業辛い3Kを歴史から考える
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日は営業が嫌われる三大要因、3Kを歴史から考えるについてお話していきたいと思います。3Kについて聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ブルーカラーの時代から使われている言葉です。頭文字をとっていてキツイ、汚い、危険、この頭文字を取って3K仕事と言われ、こういう仕事が敬遠されはじめました。その後、時代が進んで新3Kというところで、プラスアルファで追加された言葉が、給料が少ない、休暇が少ない、カッコ悪いというところで、ブルーカラーの仕事が敬遠され始めましたというところがこの3Kの始まりです。

この3Kはいろいろなところに転用されていて、IT業界、ホワイトカラーで行くと、キツイ、帰れない、給料が安いもしくは厳しいであったり、女性への過剰要求にも3Kがあって、きつさ、気配り、きれいを求められがちです。営業にもあって、これが今日のテーマなのですが、キツイとか帰れないとか給料が安いとか、いろいろ見てきましたが、営業はどちらかというとやり方で言われることが多く、気合、根性、経験、こればかりを求められがちです。

社会の変化と職場の変化のなさのギャップ

基本的にこの3Kは職場に対する悪口です。悪口がなぜ言われるかというと、職場や現場に対しての不満があるからです。そもそも不満が生まれる理由は、社会は変化しているわけです。消費者文化は変化しているにもかかわらず、自分の職場はその変化に追いついていないために起こるわけです。ITが進んでいて職場は自動化していった、ネットを使っていろいろな仕事ができるようになってきたときに、「うちの仕事は未だに体力仕事でまじにキツイよな。」みたいなことになってしまうと、そこに対してギャップが生まれて不満が生まれます。

これは自分の業界だけではなく、他の業界に対しても比較が生まれてしまうので出てくるということです。他の仕事を見たときに「あの仕事は帰れているのにウチの仕事は全然帰れない。深夜や徹夜が当たり前だよ。」みたいなところに対して「そういうのはおかしくないか?」と他の業界や他の人達が言うことによって、自分の職場はおかしくないか?というところからギャップが生まれて不満が生まれます。

今の営業現場に不足しているもの

営業の不満で出てきたところは、気合、根性、経験で、昔はこれが正しかった時代があるわけです。システムや仕組みやツールがなかったために人が頑張るしかなかったからです。ただし、今は時代が変わりました。

今の営業現場に不足しているものは、例えば科学です。システムやツールやITが進んでいる中で、未だにテレアポや飛び込みを頑張っていますというのはおかしくないか?と感じている若者がたくさんいるわけです。他で代替する方法があるんじゃないか、ということを考えているんです。具体的に言えばRTAだったり、これはホワイトカラーの業務自動化ツールですが、パソコン業務をシステムが勝手にやってくれるだったり、AIが代わりにやってくれる。「世の中は進んでいるにもかかわらずなんでうちの営業現場にはそういうものを入れないんだろう?」みたいなことが起こるわけです。

マーケティングは、それこそテレアポ、飛び込みの話をしましたが、「これだけ広告ができてマーケティングができていろいろな場所に自分の会社を知ってもらうチャンスがあるのに、なぜうちの会社はとにかく頑張れしか言わないんだろう?」とか、仕組み(マネジメント)もそうです。

今3Kが起こるというのは、基本的には社会の変化と職場の変化の無さのギャップが大きいということなので、ここで3Kが生まれているということは、何かしらの伸びしろがある証明だと思います。自分たちの会社が世の中の動きに対してなにかできることはないか?合わせることがないかを調べていただいて、その上でできることを探していく、こういうことをやっていかないと、最終的に企業としては人が採用できなくなるという問題がどうしても起こってしまいますし、働く側も不満が溜まりやすくなってしまいます。そういうところを踏まえながら考えていただけると良いんじゃないかということで、今回は3Kにフォーカスをあててお話させていただきました。

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