【ミレニアル営業女子の声】きくちゃんの転職日記③疲弊感で見失った「働く意味」

 

こんばんは!都内ベンチャーで奮闘中のミレニアル営業女子きくちゃんです。ついに現職は、最終出社日まであと4日。
インターン時代からお世話になった会社なので、なんだかんださみしさもありますね。引継ぎ作業で内勤が続き、足がムズムズしている今日この頃です。

さて、転職日記も3回目に突入しました。前回までの記事では、自分は何者であるのか・何がしたいのかを探す作業を中心に振り返ってきました。

今回は、実際に転職活動突入期を具体的に追っていこうと思います!

と、その前に!
実は私、転職活動に入る前に、仕事をする上で良くない状態に陥ってしまったんです。

同じような悩みを持つ方に、知っていただきたいなと思います。

転職活動を阻む壁

正直なところ、現職では、けっこうハードな営業体制が敷かれていました。
1ヵ月に60件近くの新規訪問を必達。テレアポのリストを自分で作りながら、時間を見てアポ取り。その間を縫って、成約確度の高い見込み客のフォロー。数字が達成できていなければ、月曜しょっぱなのミーティングで、強い口調で注意され…。

私の精神力が弱かったと言ったらそれまでですが、正直現場は、疲弊感が漂い、精神的にも体力的にもぎりぎりの状態でした。

巷で噂の「サザエさん症候群」とはこのことか、と。日曜夕方に憂鬱になることもしばしば。

最終的には、ミーティング中、えんえんと流れる上司の声を聞いているだけで涙がでてくるという、もはや鬱寸前ではないか、という状態までになっていました。

私、何のために仕事しているんだろう。。。。

この時期、私が思っていたことは、すべてこの言葉に終着していました。

自分が一番最初に感じた「顧客伴走度の高い営業ができない。」という違和感。

「もっと一社に寄り添った営業がしたい。」という希望。

何一つ自分のやりたいことができていない現実。

現実と理想とのギャップに、「働く意味」すら失い始めました。

そうなった時に、転職を考えるのはけっこう危ないなぁと。今の状態から脱却したいという思いばかりが先行してしまい、

  • そもそも営業が向いてないんじゃないか。
  • フルフレックスでゆとりのある働き方じゃないとダメ。
  • 営業をやるとしても、訪問必須ではないところがいい。

といった、○○じゃないところ、といったネガティブ思考に陥りやすくなっていました。

この時、周囲からは「今の状態で転職するのは良くない」と言われることが多かったです。

今振り返っても、自分で自分の選択肢を狭めてしまっていたように思います。

幸い、年末年始という中期休暇があり、精神的にも落ち着いた状態を取り戻すことができました。

 

~今仕事がつらすぎるという人へ~
現職がつらい。嫌なところがいっぱいある。その辛さ、めちゃくちゃよく分かります。
次の職場では、絶対にこんな思いをしたくない、その気持ちもめちゃくちゃよく分かります。

ただ、一歩立ち止まってほしいんです。今その考え方のまま転職活動をしたら、あなたの本来の良さを引き出せない転職になってしまうかもしれません。
可能性を狭めるよりも、選択肢が多い方が、気持ちがラクになるはずです。

取れるなら、有給休暇を取る。
本当につらいなら、休職してゆっくり自分の時間を作る。

という選択も大事です。自分のポジティブな気持ちを取り戻すことが最優先です。

転職活動突入期

気持ちを取り戻し、いよいよ本格的に転職活動に突入しました。

転職エージェントの決め手

それまでも、数人の転職エージェントとコンタクトを取っていましたが、その中でも

①エージェントの私利私欲が見えず、親身になってくれそうな方
②キャリアカウンセラーの歴が長い方、実績が多い方

を基準に、お手伝いをお願いしました。

こればかりは、会って話してみないとわからないので、時間がある方は自分と相性の合う人を探すのもいいかもしれません。
私は、信頼のおける人に紹介していただきました。

中には、こちら側のニーズヒアリングもそこそこ、興味もない求人への応募を勧めてくる人もいるので注意。

企業選択の軸

現職では叶わない「自分のやりたいこと」を転職エージェントさんに再度アウトプット。ブレない転職理由を確立しました。

私の場合、最優先したかったことは、
「一社と長期的な信頼関係を構築し、顧客の事業伴走に関われる営業」でした。

その上で、自己分析で見えてきた「誰のためにどうなりたいか?」という長期的な願望に近づけそうな業界をピックアップしました。

その他、職場環境や企業風土の希望をエージェントさんとすり合わせる中で、負担の無い範囲で応募する企業を決めました。

 

~転職エージェントに頼った方がいいか悩んでいる方へ~
実際、一人で企業探しをしていた時期もありましたが、とにかく企業数の多いこと多いこと。
ここに行きたい!と決まっている人は必要ないかもしれませんが、正直探しきれないという場合は、エージェントを頼った方がいいです。

エージェントは企業の内部情報も持っています。入社後ギャップを無くすためにも、情報を得ない手はないかと思います。

企業選択をエージェントに依存するのは、あまり意味がありません。
しかし、情報を得る、職務経歴書をチェックしてもらう、自分の考えをアウトプットする等の機会として活用するには、非常におすすめです。

To be continued…

さて、本日は転職活動の前に起こった事件と、転職活動突入期について書かせていただきました。いかがでしたでしょうか。
次回は、転職活動の関門「職務経歴書の準備」と、面接を経て感じたことなど、クライマックスを予定しております。

お楽しみに!

 

さて、今月も営業マン・営業ウーマンの皆さんの悩み解決のためのコンテンツが盛りだくさんです。
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