今日のテーマ
50年働く時代のキャリアを考える4つのキーワード
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は1社に絞ったキャリアは危険?これからのキャリア論をテーマにお話していきたいと思います。
企業の短命化
上司が教えてくれないをテーマにお話しているのですが、1社に絞れということは上司がずっと思っていることです。もともと終身雇用、年功序列は前提にあったので、1つの会社でキャリアを積み続ける、長くいることは最大の会社としても、個人としてもリスクがなく収入もちゃんと増やせるキャリアの考え方だったのでどう働くかということよりも、どこで働くかみたいなところ、そこで長く働けるかが大事でした。
ただ、今の状況は、1社に絞ったキャリア否定説が生まれる背景としては企業の短命化があります。ちょっと調べてみると100年企業、200年企業が日本は多いということがわかっていますが、商品のライフサイクルなどが短くなって、インターネットが普及し、企業の寿命がだんだん短くなっていくことは宿命です。
アメリカではここ60年間で企業の寿命はマイナス60年になっています。60年前は企業の寿命が75年だったのが、今は平均15年になってしまっているので、企業自体が長く存続しない件数が増えてきています。実際に日本の倒産企業も20年とかなので、企業が撤退していると言うことです。
事業ライフサイクルの短縮化
もう1つは事業ライフサイクルの短縮化で、これは企業の倒産とも重なりますが、イノベーションが起こしやすい状況ができて、どんどん商品の寿命も短くなっています。1社にいる、一つの商品を続けることがやりづらくなっているので転職することが当たり前になっているのは当然といえば当然です。大手企業の倒産や早期退職のリスクもあるということで、大企業にいれば安心という時代が正直終わってきているということが、ここで当てはまる部分になります。
ワークスタイルの多様化
ワークスタイルの多様化で、副業が解禁されましたとかフリーランスが増えましたとか、いろいろありますが、もう1個大事なことは働く期間も長くなってきたことです。今まで年金は55歳、60歳でもらえましたが、70,80歳まで働かないといけないとなると、22歳で大学を卒業して働きました、20歳から80歳、60年間働きます。昔ならば40年間だったのが、1成人分だけ働かなければならない時代になることを考えると、それだけの期間ずっと一つのことをやり続けることを人間ができるの?という話が出ててきます。
働き方の選択肢が増えましたというところと、働く期間が純粋に伸びているので企業の寿命も商品の寿命も短くなって、働く人の寿命、はたらく人の期間だけが長くなったことを考えると、当然いろいろな選択肢や自分自身にいろいろなスキルや経験をつけていくという考え方をしていかないと、将来的にキツイですよねということが今の状況です。
スラッシュキャリア
では1社に依存しない会社の働き方にはどういう物があるかというと、1つはスラッシュキャリアで、複数の肩書を持つキャリア形成で、肩書=キャリアタグという言い方をしていますが、カメラマン/マーケターとか、複数の肩書を持つことによって自分の市場価値を高めていきましょうということです。
リクルートの藤原さんは100分の1になることは簡単、100人のうちの1人になるのならそこで突き詰めていけばいいという話をしていますが、100人に1人だったら会社の中で100人ぐらいの企業ならばそれでいいですが、1000人の会社なら10人いるということなので、市場の価値は高めづらい。自分と同じような人がたくさんいるからです。
10000分の1の人になるためにはどうしたらよいかというと、同じような動きをもう一個別のジャンルでやればよい。それをもう1個を増やす3つの軸を持っていれば人材としての価値はすごく高いです。これはホリエモンが言っている多動力と同じで、まずは1つちゃんと軸があります。軸がちゃんとあることによって、いろいろ動いて軸を増やしていく動き方なので、変に同時進行して軸をたくさん持っていますではなくて、軸があったうえでそこから派生していくようなキャリアを積んでいく。これがスラッシュキャリアです。
パラレルキャリア
次にパラレルキャリアという言葉があります。これは本業を持ちながら第二の活動をすることで、副業とかもそうですが、会社の中の経験やライフワーク、ライスワークもそうですが、会社での生活は担保して、自分のやりがいややりたいことを別の時間でやる。ボランティアやNPOをその部類に入ります。複数のキャリアを進めていくことによって第二の活動をすることで、自分のやりがいや生きがいを見つける考え方です。
セカンドキャリア
次はセカンドキャリアで、これはリカレント教育の見直しということで国が取り組んでいますが、シニアや女性、第一線で働いていてそこからまた復帰する、スポーツ選手で行けば引退した後どうするの?という話です。第二の人生をどうするのか考えることがセカンドキャリアです。
スローキャリア
最後ご紹介したいのがスローキャリアです。これは最近本にもなって注目され始めていますが、自分の価値観を優先したキャリア形成です。今まででいけば会社の価値観や考え方を最優先で生きていかなければならなかったところを、自分の価値観を優先してキャリア形成していきましょうというのがスローキャリアです。
自分でキャリア戦略を立てなければならない
今、スラッシュキャリア、パラレルキャリア、セカンドキャリア、スローキャリアと考え方をご紹介しましたが、会社・国が個人一生涯守り切れる時代は終わりました。なので今後やらなければならないのは、自分でキャリア戦略を立てなければならないということです。
会社ではこの会社で長く頑張れば給料はここまで行きます、ポジションもここまで行きますということで会社内のキャリアマップは明白なのですが、会社自体がなくなるというリスクもあるということを考えると、キャリアマップ自身を自分で考えていかないといけませんよね、ということが今日お伝えしたいことです。キャリアの問題は会社に依存している場合ではなく、自分でキャリアを作っていきましょうねということがすごく大事になってくるということです。
キャリアの進め方は同時に複数のキャリア、タグを持つパラレルやスラッシュキャリア、本業はありながら他のことにチャレンジするスローキャリア、一回引退して区切りをつけて次のキャリアに挑戦するセカンドキャリア、自分の価値観を優先しながら、それこそ今までは正社員が一番よかったけれど派遣や契約社員などある程度融通が利きやすい形態でほかのことにチャレンジするという形で、自分が何をやりたいのか、キャリア戦略を考えなければならない時代になっているので、ぜひ自分がどうしたいのか考えていただきたいと思います。
