今日のテーマ
【上司の金言】早く失敗しろ
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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はい、営業ハックの笹田です。今日のテーマは失敗についてお話をさせてください。このテーマなんですけれども、私が新卒の時に上司から言われた非常に今でも大事にしている言葉です。なのでぜひ若手の営業の方が多く見ていただいているかと思いますので、見ていただいてぜひ自分の糧にしていただきたいなと思っております。
私が新卒のころどんな営業をしていたのか、どんなものだったのかという話を少しさせてもらうと、もともと20歳の時から空気清浄機の飛び込みを法人向けに行っておりました。そのテレアポのインターンはくびになっていますがやってみたりとか、企画のインターンをやったりとか、もう1回テレマのインターンでひたすらバイク屋さんに電話をかけて営業するっていう営業もやっていました。
なので大学の後半の3年生、1、2年生の頃は先生になろうと思って教職課程の勉強をしていました。ただ学校の先生に本当にこのままなるのかな、とふと疑問に思ったとき、1番になるんだったらなんだろう?文系だし営業しかないんじゃないか、と思って後半2年間は営業のインターンをひたすらやって、満を持して言うほどのものではないのかもしれないですけど、満を持して社会人の1年目、一番最初に入った会社がゴリゴリの体育会系の会社で営業で入りましたので、結構スタートラインとしては同期と比べるとすごく早かったですね。
バリバリ営業もしていて最初からテレアポもさせてもらって、同期で多分一番最初に電話をかけたのは私だと思います。電話をかけてテレアポをしてアポを取って、実は初日に取れたアポがそのまま翌日受注になる、超ラッキーパンチで受注も取れたんですね。ちょっとすごく順調に営業をやっていたのが最初の四半期、第一クオーターでした。
そのあと第二四半期にすごく伸び悩むときがあって、その時に言われた上司の言葉を今日はご紹介したいなと思っております。今日のテーマが気になった、興味があった、待ってましたと思っていただいた方は是非見ていただいてGOODボタンを押していただきたいなと思います。でもいらなかったかなと思っていただいた方は、一応聞いていただいてBADボタンで教えていただければと思います。今後の配信の参考にさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
上司からもらった「早めに失敗しろ」の言葉の意味
ということで上司からもらった言葉、さっそく答えなんですけれども早めに失敗しろ、この言葉だったんです。Twitterでもこんな形でツイートさせていただいて、ありがたくというかいろいろな方からコメントを頂いたんですけど、なぜ早めに失敗しろという言葉をもらっていたのか、なんですが、先ほどお話をさせてもらった通り第一四半期、または学生時代に営業の経験を積んできていたので、ある程度結果を出すやり方や考え方、手法というのはある程度自分の中で型ができていました。なので先輩や上司に同行してもらう、もちろんあったんですが、結構早い段階で自分一人で営業もさせてもらえましたし、営業のロープレをしたりですとか同行してもらう中で、早くもう一人でやっていいよというお墨付きをもらって、当時私の会社でいくとテスト制だったので、上司2人からOKがもらえて最後責任者からの合格が出ないと一人で営業に行っちゃだめだというルールがあったんですが、結構早々にクリアができたのでずっと一人でやっていたんです。
ある程度成果が安定してきました。毎月10件ぐらい受注が取れて、当時派遣の営業が最初だったので、派遣のスタッフさんを毎月20人ぐらいご紹介して入社に至っていた、なのでそんな中で成績で言うと手前味噌ですが結構トップクラスの成績が取れていて、第二クオーター、第二四半期の時は全社の中で1〇位の成績が取れました。そこからもう一歩、私は第三四半期、第四四半期では営業成績をずっとトップになることができたのですが、もう一歩踏み込んでいかなければいけないなと言われたときに、上司に新橋の居酒屋で言われたのが、この早めに失敗しろという言葉でした。
要はうまくいくやり方であったり考えというのはある程度固まっているとただその型をこなすだけになってしまう、なので結果として今のままでいけば10位から上手くいけば5位ぐらいまでいくかもしれないけれど、お前の幅って最近全然広がってないんじゃないのと言われたときにハッとしたというのがその時の経験でした。
要は早めに失敗しろというのはどんどん失敗しなさい、失敗するために動きなさいというわけではないと思うんですけれども、やっぱり成功するため、成功する角度を上げていくために成功の幅を広げていく、また大きな成功を手に入れるためには失敗から避けて通ってはいけない、ということを言われたのが当時でした。
新卒は多少時間がかかっても大きな成果が期待されている
ましてや新卒1年目なので1年目だから失敗していいというわけではもちろんないですが、1年目だからこそリカバリーできたりとか、若者だから仕方ないよねであったりとか、また上司や先輩が助けてくれるわけですよね。新卒ってそもそも育成枠で採用されている、要はすぐ成果が出なかったとしても後々大きな成果をもたらしてくれると思って採用されているから新卒採用なんですよ。
そりゃあそうですよね。採用して内定を出してから半年一年待って入社する、それだけ待たなければいけない、そんな人材にもかかわらずわざわざお金を払って採用活動をしている、採用コストもかかっている、そういった人材なので、最終的には大きなリターンをもたらしてね、多少時間がかかってもいいから成果を出してね、その後大きな成果にしてね、というのが期待されているわけですよ。それを学生時代の小さな経験でそれを型にして、それだけをやっているような営業でお前は本当にいいのかと言われたときにああなるほどなと思いました。
失敗しておかないと部下や後輩の気持ちが失敗した時の気持ちがわからない
もう1つ早めに失敗しろと言われたのが、結局部下を持つだろう、後輩を持つだろう、いろんな経験だったりいろんな失敗をしていないと部下の気持ちがわからんぞと、部下がこんな失敗をしたときにお前何と言うんだ、言えることが少ねえじゃないか、それはやっていることが少ないから、チャレンジの回数が少ないからだぞ、と言われて、ああなるほどなと思わせてもらったのが当時でした。
なんでこんな早く失敗するっていうのは、=早くいろんな経験を積む、いろんな引き出しを自分の中で持つことができるということなんだ、ということを改めて教えてもらったのが、この上司の言葉だったなと思っています。
自分のやり方だけでははまる相手に限界がある
なので今この動画を見ていただいている方も、いろんな自分が日々営業活動をしていく中で自分の型だったり自分のパターンであったりとか固まってくると思います。もちろんそれで成果も出るはずです。私も当時出ていました。ただそのやり方ではまる相手って限界があるんですよね。
結局営業をしていく中で、この営業の仕方、この営業トーク、この自分自身という中で相性ってあるわけですよ。以前違うところでお話をさせてもらったんですが、営業をしているとどうしても断られる回数が多くて、断られるのがつらいです、そんな悩みを抱えている方が多いです。気持ちはめちゃくちゃわかります。なんですが、今まで人生を振り返った時に全員自分のことを好きですかという話だと、〇が付く人はいないんですよね。
これはイメージしてほしいのは学校です。学校の中で私は全員から愛されていた、私を嫌いな人は誰もいなかった、それに関して〇がつけられる人っていないんですね。1人誰か嫌いな人っていませんでしたか?と言って名前が出てくるんですよ。という形で要は万人に愛されている人ってやっぱりいなくて、やっぱりちょっと気に食わないなあと思った人がだれかいるはずなんですよね。
そういった相手に今の自分のままで営業をかけにいったとしてもやっぱり売れないんですよ。なぜか、嫌われているから、好意を持たれていないからです。なので自分の話し方をちょっと変えてみたりとか身だしなみをちょっと変えてみたりそういった工夫をしていかなければいけない、と思うところです。
早く失敗して経験を増やす
よく守破離って言いますよね。守破離って基本をしっかり守って、守ったうえで自分で新しいアレンジをしていって、また自分の型を作る、これが守破離なんですよ。当時の自分は守るということにこだわりすぎてしまっていたがために自分の幅が広がっていなかったということを教えてもらった上司の言葉でした。
早めに失敗しろ、とにかく早く失敗して経験を増やすということが大事ということでした。成功をするために失敗の数を減らしたのはイコールではないです。失敗の数を減らせば減らすほど自分の引き出しがなくなっていく、だからこそチャレンジをしてたくさん失敗をしてそれが最終的に大きな成功につながっていく、と思いますので早めに失敗をしろ、ぜひみなさんもやってみていただきたいなと思います。本日は以上です。