今日のテーマ
緊急事態宣言が出る前に営業がやっておくべきこと
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は緊急事態宣言が出る前に営業がやっておくべきことについて解説をしていきたいなと思うのですが、本日、小池都知事が緊急事態宣言が発表されたときに東京はどういった対応を行うかといったことで、方針の発表がありました。実際にはまだ出ていないのですが、もし出た場合はこういう対応をしますよ、ということで発表がありました。なのでこの今回の小池都知事の発表というのが、もしかしたら緊急事態宣言をやる方向で進んでいる可能性があるんじゃないかということで、営業としてもいつ、安倍首相も国会で言われている通りで、いつ出してもおかしくない状況です、瀬戸際です。なのでもし出さなければいけない状況になったら、躊躇なく発表します、という宣言はされていますので、いつ緊急事態宣言が出てもおかしくない状況にあるということは、まず周知と言うか理解しておかなければいけません。
もし緊急事態宣言が出た場合でいくと、仕事が回らない、ビジネスが回らなくなる可能性が出てきますので、そうなってしまったとき、そうなったときのなった後慌てるのではなくて、なってしまったときに営業として何をしておかなければいけないのか、ということを今日お伝えしておきたいなと思っております。
緊急事態宣言の前提 全員が初めての経験
まず前提としてみんな初めてなんですよ。まずこのコロナウイルスの問題が初めてですし、緊急事態宣言も今まで生きてきた中で今回初めて経験をします、という中で、みんな不安だと思います。かつ何をしていいかもわからないようなこの状態の中で、本当にみんな日々試行錯誤しながら生活をして仕事をして、何が起こるかわからない、どんなことが起こるのか、何をすべきなのか、という手探りの中でみんなやっています。なのでみんな不安であったりとかピリピリしたりとか、そういう中で営業しなきゃいけない、ビジネスを回さなきゃいけないということをまずご理解いただきたいなというところです。
それを踏まえたうえで万が一緊急事態宣言が出て、外出が禁止、自粛、ロックダウンになってもう本当に動くこともできない、生活必需品しか買い物に行くことしかできなくなる状況がもしかしたら起こるかもしれない可能性のあることに対して、営業や経営者の方々というのは先に対策を打っておく必要がありますよね、というところでございます。
既存のお客様の対応については、まず方針はしっかり決める
ではまず営業において新規と既存、2つの目線で考えていきたいなと思うんですが、まず既存の場合です。既存のお客さんの対応について、というところでは、まず方針はしっかり決めておくべきということでございます。もしこれが出社をしなければビジネスを回すことができない、そういった商材、サービスもあるとは思います。そういった商材やサービスを営業されている方々はもう出社ができなくなってしまったときに、いったんサービスの提供が完全にストップになるのか、もしくはリモートの中でできる範囲の対応を行っていくのか、その点を明確にしていただく必要があるということです。またお客さんに対しても連絡先ですね、何かあったときに困ったとき、問題が発生したときの連絡先としてどこに連絡をすればつながるのかということは、事前に伝えておくべきということです。
これは実際に何社か、私の周りで起こった話なんですが、会社に連絡しても誰もいません、メールを送っても返事がありません、だんだんレスも遅くなっています、ということで実際に仕事の周りが遅くなっている会社も出てきています。これは初めてリモートをやりますとか、初めて在宅で仕事をします、という中ではある意味仕方がないのかもしれないのですが、仕方がないで終わらせてしまうと、お客さんとしては不安、不満な状態でピリピリしているわけですよ、困っているわけです。
何かあった時の連絡先か連絡不可の状況を先に伝えておく
その時に、連絡がつながらないという状況は不安や苛立ちというのを冗長させてしまう可能性もありますので、今この時というのは何かあったときの連絡がつながる先というのも、先に伝えておく必要がある。連絡がつながらないのであればつながりませんということを先に伝えておく必要がありますので、まず営業が既存のお客さんにやらなきゃいけないことというのは、先に伝えることです。
連絡が取れる状況をちゃんと作っておくことが重要
なのでこのわからない状況の中で、何が起こってもおかしくないわけですよ。ただ何が起こってもおかしくないという中で、予測ができること、ある程度可能性があることに対してはまずやらんきゃいけないことは連絡の取れる状況を作る、もしくは連絡が取れなくなるようであれば、先に伝えておく、そこだけは明確にしていただきたいなということです。
既存の営業においてお客さんが一番困ることはサービスの提供ができなくなる云々の前にまず連絡が取れなくなるということが一番大きな問題になりますので、連絡が取れる状態を作る、もしくは連絡が取れないのであれば連絡が取れなくなりますということを先に伝えることが重要だというのがポイントの1つ目です。これは既存のお客さんに対してです。
新規の営業は今のうちに契約の取り交わしをしておくことがオススメ
新規の営業に関して、新規の営業に関してですが新規の営業に関しての目線で考えていくと、まず営業の都合だけでお話しします。できる限り今のうちに契約の取り交わしをしておいた方が確実だと思います。これはお客さんのことはいったん考えていないです。まず営業が自分の成績、成果を出すためにおいて、この不透明な世の中の中でしっかりと契約書、契約をまいておく、受注をいただいておくということは重要になると思います。これは成果という目線で考えたときにですね。
今自分がお客さんに対してできることは何なのかを考える
もちろんこれは相手がいることですので、無理やり交わすようだったりとか、この緊急事態宣言が出る前に何とか交わせようというコミュニケーションは不適切だとは思います。ただ一方でこのタイミング、先がわかりません、何ができるかわかりませんという状況の中で、もし自分がお客さんに対して価値提供ができる、サポートができるという自信があるのであれば、ぜひ今このタイミングで私に任せてくださいという自信を持って、ちゃんとコミュニケーションをとる必要がありますよね、ということですね。
ただ繰り返しですが、今はあくまで営業の目線で見たときです。なのでお客さんの目線で見たときに、今じゃないなだったりとか、今ちょっと決断ができないとか、実際にビジネス、本当に経営自体に困窮している、困っている店舗さんであったり、会社さんもたくさんあります。その中で常に自分に今できるのは何なのかということをぜひ探していただきたいなと思います。
それはそこで契約をいただければベストです。ただ契約をもらったとしてもなかなか実際に動きだすことが難しくなるかもしれません。なのでそういったことも考えながら、今自分がお客さんに対してできることは何なのかということをぜひ考えていただきたいというところでございました。
これは既存新規関わらずです。緊急事態宣言が出ることによって連絡が取れなくなったりコミュニケーションが取りづらくなる可能性は大いにあります。ただその中で自分に何ができるのかということを探しながら一緒にこの不況を乗り越えていくためにも、自分ができることを探していただきたいなというところでございました。
ということで、今回は緊急事態宣言が出る可能性が少し私的には高まったんじゃないかなと思っています。この状況化においてまずやるべきことは連絡先の確保です。相手が連絡ができる状況をまず整えておく、もしくはできないのであれば連絡が取れなくなります、取れなくなる可能性がありますということを先に伝えておくことが重要だということでございました。
また新規の営業の目線で考えたときに可能なのであれば今の段階から早めに契約をいただいておくことが大事だと思っています。ただ繰り返しですがお客さんの都合もあります。お客さんも不安な中で戦っています。それを踏まえたうえで自分にもできることがあるのであれば是非しっかりご契約をいただいてお客さんのために向き合っていただきたいなというところが今日お伝えしたい内容でございました。
みんな不安です。みんなで何とか乗り越えて行けるように頑張って行きたいと思いますので、みんなで乗り切って早くコロナが終わるようにまずはできる限り家にいていただきたいなということも踏まえておさえていただきたいということで、今日はお話をさせていただきました。