今日のテーマ
営業って数学力いるの?
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。
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今日は営業は数学的発想が必要ですかという質問をいただいたのでお答えをしていきたいなと思います。ご相談をいただいている内容が、
自分は情緒的だけど思考が問題解決に向かっていないんだなあと感じます。笹田さんは経営学部卒とおっしゃっていましたが、理数系が得意なのですか?私は数学が嫌いだったのですが、今頃数学的な発想が必要だということを感じております、
ということでのご相談です。
ロジックを立てて考える習慣は必要
ありがとうございます。経営学部だからとか、理系だからみたいなところは、営業で正直そこまで関係ないかなあと思います。ただビジネスをするという目線で考えたときに、理系的な考え方、理系的な考え方うんぬんよりはロジックを立てて考える習慣というのはすごく重要かなというところは私が感じているところです。
偉そうに言っているんですけど経営学科で経営的な思考であったりロジカルシンキングとかなんかそういうことの勉強は確かにしてきたんですけど、実際に学生時代の勉強と社会人になってからというところがなかなか密接に結びついているなあという感覚ってあまりないんですよね。というのも結局社会人になってから改めて必要なことを勉強していった結果、いろいろなことが身に付いたと感覚の方が大きいので、今からでも決して遅くはないというですよというところかなと思います。
営業ビジネスは数字を根拠にして考える習慣が必要
今回この話をなぜしたいかと言うと、営業ビジネスにおいて、数学的な発想というよりも数字を根拠にして考える習慣が必要だということをお伝えしたくてこの動画を撮らせてもらっています。というのも結局はビジネスの成果って何で決まるかっていうと、やっぱりお金なんですよね。売り上げ、利益というところで、貸借対照表であったり、そういう計算書みたいな形で決算をしめるわけです。
なので会社という組織の中で仕事をする限り、個人事業主、フリーランスもそうです。最終的に青色申告、申告をするので、その時というのは数字で公開するんです。結果を発表するわけですよね。なので逆算をしていきましょうという話で考えていったときに、結局はビジョンであったりとか思いであったりとか、そういう感情的な部分が必要ないかといえば当然必要なんです。必要なんですけれどもそれを評価する指標というのは最終的に数字で落とし込まれるということを念頭に置いて仕事をしなきゃいけないというのは改めて経営をしてみて感じるところですね。
すべてがお金で流通をしているわけです。なんでこれをお願いします、じゃあこの金額でお願いします、みたいな形で依頼内容だったり仕事に関してはすべてお金のやり取りですよね。お金というのはお札があったり硬貨があったりみたいなことはもちろんそうなんですけれども、基本的には数字なんです。なので数字に対してどういう風にとらえるか、どういう風に考えるかということはすごく大事な思考になってくるので、ぜひそのビジネスをするにあたっては数学的な、理系的な発想ではなくて、まずは数字で物事を考えるという習慣を身に着けてもらうことがすごく重要ということですね。
なので数字で考える習慣がたつということは、要はそれで客観的な指標で自分のやっていること、取り組みというのを把握できるわけです。そうすると検証、改善が進みやすくなるということですね。なので数字だけで考えるみたいなところに抵抗がある方っていうのは正直、私もいろんな人のコンサルをしてきていろんな人の相談を受けてきて感じるんですが、数字に落とし込むことによって何が問題なのかということを客観視して冷静に見ることが出来るっていうことはすごく重要なポイントですし、ビジネスや仕事をするにあたってはすべてが最終的に数字に落とし込まれるということをもぜひ頭に入れていただいて、ぜひ数字と向き合っていただく習慣を持っていただきたいなというところが今日お伝えしたことでございました。
これまでの経験とか学歴みたいなことは全く関係はなくて、ただ仕事をするにあたって、営業をするにあたって自分の取り組み、活動というのを数字に落とし込むということを繰り返していけば、そのスキルややり方というのは身に付きますので、難しく考えずにまずは自分がやっていることを数字に落とし込むという習慣を身に着けていただければということが今日のアドバイスでございます。