【営業ちゃんねる】社内飲み会の使い方

今日のテーマ

社内飲み会の使い方
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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社内の飲み会はどうしても発生すると思います。私も月に多くて2回社内外を問わず飲み会がありますが、飲み会がそもそもそんなに好きではないので行きません。気の合う人としか飲みたくないので、気をつかいながら飲むのだったら子供と遊んでいた方がよっぽど楽しいのですが、サラリーマンの時、新卒で入った会社は社長が飲むことが大好きだったので、週に1回は飲み会がある、多い時は月の半分に飲み会がある感じだったので、社内飲みはどうするの?みたいな形がありました。けっこう評価にもつながってきておろそかにできない場所だったりするので、ちょっとその辺の使い方をお話しできたらなと思いまして、社内の飲み会の使い方についてお話ししようと思っています。

社内の飲み会は大前提を言っておくとそもそも楽しむ場ではない

社内の飲み会は大前提を言っておくとそもそも楽しむ場ではないですというのが前提で臨んでもらったほうが良いかなと思っています。楽しい飲み会に越したことではありませんが、会社の人に見られています。そういう時に自分が楽しもうというモチベーションで飲み会に参加してしまうとうまく使い切れなかったり、逆に評価を下げちゃうケースもあるので、もうここは接待の場だと割り切ってもらったほうがいいと思います。

もちろん気の合う先輩や上司と飲むのなら良いですが、社長が来るとか部署メンバーと飲むとか、そこまで気の知れていない人たちと飲む場合は接待だと思って割り切ってもらったほうがその先の仕事にもうまくいかせるのではないかと思っています。

話すべき人と話す

社内の飲み会をうまく使うために何をすべきかと言う話なのですが、まず意識してほしいのは話すべき人と話してくださいねと言うことです。飲み会の場は話しやすい人と話をしがちです。同僚や仲の良い上司とか後輩とか、普段話せる人と話し手もしょうがないです。なかなか普段話せない人とお酒の力を借りて話すことはすごく大事で、そこで距離を縮めておくことはその先の仕事でもかくっ実に活きますよというところです。なのでまず話すべき人と話してください。話しやすい人と話すなと言うのが一個です。

インパクトを残す

インパクトを残すことは非常に大事なことで、飲み会と仕事の場は空気が違います。普段と違う場所で話せるということは大事なことだったりします。そういう場所をうまく使うというときには、普段話せない人、かつ話すべき人と話すこと、インパクトを残すことが非常に大事です。

インパクトの残し方で勘違いしがちなのが、ネタを持ってくるという人がけっこう多いのですが、そんなにネタはありません。ネタはなくてもいいです。ある人はネタを話してもらえばいいですが、自慢に寄ってしまっていたりあまり長すぎると逆効果なので、その辺の配慮をします。

何か面白い話を持っていくということと合わせて気づかいの部分です。気づかいは疲れますが、下さいと言われればビールをあげるとか、声をかけるとか、おかずをよそうとか、ちょっとした当たり前のこととかをコツコツできることは意外とインパクトに残ります。そういう部分は仕事に残るので、気配りができるなあ。あいつだったら大丈夫かも、というところはけっこう人は都合よく解釈するので、つなげて考えがちです。ああいうことが出来るのなら仕事もできるだろうという感じで、そこまで因果関係があるかわからないことでも、脳内変換されるケースがけっこう多いので、そういう部分では普段見せられていないような機会が多いと思います。気配りの部分は実際に上司や社長に対してはあまりないと思いますが、飲み会の場合ですと普通にあるので、そういう姿勢を見せられたらいいんじゃないかと思います。

普段見せない側面を見せる

インパクトを残すという部分で行くと普段話せない人に見せられない側面を見せる、というところが大事な部分だと思っています。

本音を話す→本音を聞き出す

もう1個話をしておくとお酒の場は本音が聞きたいです。本音を聞きたいとばかり思っていて自分の本音を言わない人はけっこう多いです。そうなっちゃうと本音は聞き出せないです。本音を話すことはすべてをさらけ出すことではないので、自分が今考えていることや思っていること、現状は先出しで自分から話したほうがいい、これは大事なことで、せっかくお酒を飲む機会があるときに、自分から本音を話すことは相手の本音を聞き出すことにつながります。

営業でもビジネスでもプライベートでもそうなのですが、自分がやってほしいことは自分が先にやるべきです。そうすると相手も同調して同じことをやってくれるケースはたくさん出てくるので、けっこう本音を聞きたいというときに本音は全然話せないなではなく、だいたい自分は黙っているケースが多いです。本音を引き出したいなと思ったら、自分がまず話すことを意識してもらったほうがいいかなと思います。

社内の飲み方は基本的に関係構築の場なので、うまくそこは活用してほしいと思っております。大事な部分としては話すべき人と話す、話しやすい人と話さないで話すべき人と話すということと、インパクトを残す。インパクトを残すことは大きいこと、面白いこと、ネタを挟むということではなく、気づかいや心配り、小さいことの積み重ねでいいので、私もそんなネタなんかありません。普通はないと思うので、気配りや心配りはなんだかんだ相手側の印象には残ります。今日のネタみたいなことばかりやってしまうと、そういうイベント要員や宴会要員になりがちなので、細かい気配りに意識して積み重ねてもらうのがいいかなと思っております。最後に本音を引き出したいはずなので、本音を話すことを意識してもらうと社内の飲み会がいい形で関係構築の機会になると思います。

私も当時の飲み会はめちゃくちゃ嫌いだったのですが頑張っていましたので、うまく使ってもらって頑張ってもらいたいと思いつつ、余談ですが、私は会社を辞めますとなったとき、社長の話に死んだ魚のような顔をして上司に叱られたことがあります。そうならないように、いい形で社内の関係構築に活用してもらえればいいんじゃないかと思っています。とにかく社内の飲み会は関係構築のツールとして非常に使い勝手の良い部分もあるので、うまく活用してもらえるといいんじゃないかと思っています。

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