【営業ちゃんねる】これからの時代を生き抜くための副業・兼業の使い方

今日のテーマ

これからの時代を生き抜くための副業・兼業の使い方
※こちらのページは上記Youtubeの内容を書き起こしています。

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今日はみずほ証券さんがやっていた副業・兼業をしない理由の調査を引っ張り出し、その結果について話をしていきたいと思っております。

副業・兼業をやらない理由

まずはどんな結果だったかという話ですが、副業・兼業を志望しない理由第1位は本業に支障が出るから、ということで、これは非常に日本人ぽい回答だなと思っています。過重労働になってしまうため本業に支障をきたすため61.6%の人が副業・兼業を希望しないという結果が出ています。副業・兼業に興味があった人が4割しかいなかったということも結構衝撃的な数字だと思ったのですが、その中でもやらない、希望しないのが過重労働、本業に支障が出てしまうということが理由でした。

次に家族や友人と過ごす時間を重視するためということで、時間がすごく大事だということはみんなが認識しているわけで、副業・兼業をすることによって会社以外の働き口で仕事をしてしまう結果、自分の時間がなくなっちゃうから嫌だという人が圧倒的に多いということです。これ自体は別に悪いことではないと思うのですが、本当にそのままで大丈夫かという意識をしっかり持ってもらったほうがいいなと思っています。

日本人の労働時間の長さは世界22位

海外の調査で日本人の平均労働時間が何位かのランキングが出ていて驚いたのですが、22位なんです。意外とそんなに多くないです。日本人の平均労働時間は1710時間、という結果になっていたので各人がどれぐらいかという問題もありますが、1710時間はそんなに多くない、22位という結果なのです。時間が本当にないのかという言うと決してないわけではないという可能性もあります。

昔の日本は「御恩と奉公」

すごく働いている人もいますのでなんとも言えないところもありますが、日本人が今まで働いてきた文化では、1つの会社で一生懸命頑張るというのが正しい考え方だとされていました。その前提にあったのが御恩と奉公で、最初に自分のすべてを尽くすから、会社もそれに対してしっかり見返りを出す、終身雇用、年功序列ですが、そういうものがあったから成り立っていたわけです。

奉公がなくなってきた今、個人のリスクが高まる

けれど今は会社側が返してくれるものが定まらなくなってきた。それが前提ではなくなってきた状況の中で、働き手だけがそのリスク、会社にすべてを捧げますという考え方をずっと持っているのは危険なことです。何がいいたいかと言うと、副業しなさいではなくて、副業をしたほうが良い可能性も今後出てくるわけです。けれど会社にすべてを委ねた結果、本当に自分の望む生活や収入が得られるのかどうかということです。

解決策は自分の価値を高めるしかない

会社にすべてを守ってくれる、すべて確保してくれる、という状況が作れなかったときに必要なのは、自分の価値を高めていくしかない、自分の市場価値が高い状況は何かと言うと時給が高いことです。年収が高ければ、とにかく長く働く、アルバイトやパートでも長く働くことによってとりあえず給料が上がるわけです。長く働くことによって給料が上がるということは当然実現できると思いますが、時給に換算したときのコスパはどうなの?という話です。

自分の市場価値が高いというのはコスパが高い、自分の時給が高い、ということなので、今後そういう目線で考えていくと、自分の時給をどう上げていくかという戦略はしっかり立てていかなければいけません。自分の時給を上げたいと考えたときに、今いる会社にずっといたり、ここで出世を望むことがベストなのかをしっかり考えていかなければいけないかなと思っています。

アメリカの話にはなりますが、アメリカでは2020年にフリーランスが半分を超えるという予想が立っています。日本でも副業や兼業がどんどん増えていて、副業、フリーランスみたいな働き方が増えるとどうなっていくかという話ですが、本業、副業という区分け自体もなくなるはずです。何がメインではなく常にメインだという話や状況になると思うので、そうなったときに一社に専業していることが評価されなくなる時代も当然起こる可能性もあります。

一社に依存するということは一社に対して一生懸命に頑張る、ということはすごく大事ですが、それが自分の生活や将来を依存してしまっている状態というのは今後リスクが付きまとう、リスクが高くなってしまう働き方になる可能性もあるので、自分の今後のキャリアを考えていくときに何がベストかをしっかり考えていただくことが大事かなと思っています。兎にも角にも自分の市場価値が高い働き方、時給が高い働き方ができていれば基本的に仕事がなくなることはないので、そういう事を考えていただきたいなと調査結果についてお話させていただきました。

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